このマシン、稼働時の異音が気になり放っておけなくなった。最初はモーター付近のカバーの振動が異音を増幅させているのか思い、カバー取り付けネジを少し緩めてみたが効果は僅か。カバー裏にスポンジでも貼ってみようかと思ったが、コストがかかること、また過去のサラリーマン時代の経験からこれも然程の効果はないだろうと予測し、最後はいじりたくなかったが回転部のアライメント調整をやった。モーターから2段構成になっている複列Vベルトとプーリーの全体のアライメントが少しばかりずれている。コストを意識していると思われる板金+ボルト&ナット構造で、その構造は調整自由度が高い、つまりアジャストメントがし難い設計となっている。ベルトのテンションに注意を払って平行度&直角度を調整した。結果、効果は抜群で周期的な異音はほぼ完璧に解消した。少しばかり己惚れて家人に自慢し、その後異音は発生しなくなった。
マニュアルにはタイミングベルトとの記載があったが、これはタイミングベルトではない。こういった間違いに技術と品質のレベルが疑わしくなる。それと雑な調整には「made in Chine」の劣った製造品質に皮肉っぽく得心してしまう。そういえば前に利用していたフィットネスバイクでは、ベアリングの間違った使用方法のためにベアリングが外れかかり異音が発生し、手を加えてそのベアリング取り付けを修正したことがあった。
<ミチル 『#こういうの好き。 架空雑貨集』(Gakken、2025年)>:クスッと笑える卓越したアイディが満載。楽しめる。
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