2024年1月28日日曜日

昼飲み、通院、本2冊

 24日、自分を含む3人で北千住にて昼飲み。カラオケを含む3軒を梯子するのはいつものこと。平日の真っ昼間というのに1軒目の店は満員状態。若い女性二人が後ろで飲んでいた。2軒目はガラガラで夕方になるにつれて混み出してきた。重ねて注文した千住の葱料理が美味かった、特に葱鍋が。

 26日、定期的な通院。診察を待つ人が通常よりは極端に少なかった。担当医は4月で引退するとのことだったので新たな患者の診察がなかったのかなと想像。友人である医師が個人経営の病院を承継し引退した後は暇を持て余していると口に出したら、苦笑いのような表情をしていた。 3ヶ月後にPSA検査を予約。

 <東野圭吾 『あなたが誰かを殺した』(講談社、2023年)>:別荘地での連続殺人。上手い! 読んでいて阿部寛が演じる加賀恭一郎の映像がチラチラと頭に浮かんでは消える。これがどうにも邪魔で頭から追い払っては本の中の世界に入り込もうと努めるときがあった。

 <吉村武彦他、編 『シリーズ古代史をひらく 文字とことば 文字文化の始まり』(岩波書店、2020年)>:「<文字とことば>への招待」「文字の定着と古代の社会」「新たな文字文化の始まり」「日本のことばと漢字との出会い」「世界の文字・リテラシーの歴史と古代日本」の論文と巻末の座談会から構成される。アカデミックな内容で且つ解りやすい。
 そもそも文字の前段階である、口から発する言葉はどのように形成されるのであろうか、その分野にも興味はあるが、難し過ぎるし、中途半端な知識を増やすだけなので自重しよう。

2024年1月27日土曜日

高齢者講習、スピーカーエンクロージャ製作

 自動車運転の高齢者講習を受講。男性10人と女性2人がいた。近々75歳になる人たちで、自分のことはさておいて、男性は全員とも結構な老人に見えた。オレも傍目から見るとこういう年寄に見えるのかと思い、自分の年齢を再認識せねばなるまいと自戒。
 最初は実車運転指導、特に注意や助言は受けなかった。DVDによる安全運転の講義を視聴し、最後に検査器による適正指導。この検査は、まずは夜間視力で、明るい光を見てから暗くしての視力順応視力検査。18秒で認識でき、この結果の早さにはとても驚かれた。他の人は50秒台で、一人は1分以内で確認できなかった模様である。動体視力は10歳ほど下の年齢に該当するもので、これまた素晴らしいと言われた。次は視野検査で平均150度前後だそうだが171度あった。静止視力は免許更新基準をキチンとクリアしている値だった。3年後にはまた講習を受けることになる。
 約2時間を費やし、6450円の手数料を支払い、「高齢者講習修了修了証明書」を受け取り、完了。3月半ばになればすぐ近くにある警察署で免許更新をしよう。

 新しいスピーカーエンクロージャを製作。音工房Zから購入して作るスピーカーはこれで4セット目。2ウェイが1セット、フルレンジスピーカーが3セット、他にスーパーツイターが2セット。
 今回作ったのはZ600-Cannonball 100なる砲弾型の点音エンクロージャ。以前塩ビパイプで自作エンクロージャからの音は高音がきつすぎ、且つ外見が美しくなかったこと、そしてこの砲弾型にとても魅力を感じていたことでキットを購入して組み立てた。価格は税込みで39,800円。スピーカーはZ-Modenaを転用。同じZ-Modena を組み入れた点音スピーカーはZ600-Modena もあって、エンクロージャの違いによる音の違いを聞いてみるのも楽しみとしていた。
 製作は各パーツのアライメント精度に留意すればさほど難しくはない。吸音材にはミクロンウールを使用し、いつもと同じで塗装は施さずに蜜蝋を塗り込む。
 音は素晴らしい、Z600-Modenaよりも音の圧力があり広がりもあると瞬間的に感じた。
 デスクテーブル上に置いてあるスピーカーの写真を撮ると、改めて雑然としていることを思い知らされる。かと言って自分が自由勝手に振る舞える場所は我が家にはもうない。



2024年1月17日水曜日

雑記、ミステリー1冊

 ラグビー大学選手権、帝京が明治に快勝して3連覇。結果のみを確認してオンデマンド観戦はしていない。一方、高校ラグビーの決勝はしっかりと見た。桐蔭vs東福岡戦はレベルの高い素晴らしい試合だった。
 早稲田の来季主将は佐藤健次と予想するがどうだろう。副将にはバック陣から選ぶと仮定すると守屋かな、宮尾かな。
 他のwebからの引用であるが、2024年新入部員は、田中健想(○桐蔭学園)、杉村利朗((東福岡)、西浦岳優(○東福岡)、服部亮太(○佐賀工業)、御厨丈(茗溪学園)、菊川迪(○報徳学園)。○は高校日本代表候補。FWD陣には体躯の大きい選手が入って欲しいが、多分来季もスクラムでは苦労するだろう。

 EWIで演奏した1960年代の古いゆっくりとした曲を連れ合いに強制的に聴かせた。厳しい言葉をサラッと口にされた、こわごわ鳴らしているような気がすると。実際メロディーをなぞるのに集中していて臆病な鳴らしかたになっている。それが自分でも分かるだけに「こわごわ」という言葉が刺さってきた。音楽に詳しいわけでもない彼女の言葉だけに余計に鋭く感じた。2曲とも意識を変えて録音し直した。

 1Fのサブモニターの不調を書いた。その後、見落としのテレビドラマがあってPCのTver映像をテレビにHDMI接続して見た。あれっサブモニターでは接続できなかったのにテレビでは正常なんだ、えっなんでと思い以前使っていた別のモニターをつないでみたら正常に拡張デュアルモニターで機能する。このモニターでもダメだったのに何故に復帰できたのか、訳が分からない。以前と変えたのはHDMIケーブルなのでこれが原因だったのか、否、そんなことはない。前のケーブルは他のPCで異常がなかった。とにかく正常になった。繰り返す、訳が分からない。

 連れ合いが初めての腸内視鏡検査。ポリープを2箇所切除。憩室なる医学用語を初めて知った。便秘の生じやすい腸であるとも云われ、連れ合いはすっきりした様子。
 自分は28日毎の診察。数ヶ月ぶりにこれもまた定期的な採血。心臓の雑音は軽度であるがこれが一番留意することと前回と同じ事を言われた。

 <米澤穂信 『可燃物』(文藝春秋、2023年)>:2023年末の『このミス』と『週刊文春』第一位。5編からなる短編集。
 見つからない凶器、一致する目撃証言、バラバラに見つかるバラバラ遺体、連続放火-書名の短編、レストランでの立てこもり事件。どれも警察官がフィーチャーされている傑作。
 事件のジグソーパズルの一片一片は単純に組み合わさるようなのだが綺麗には当て嵌まらない。その当て嵌まらない理由を考え極め、最後に意外性の中で鮮やかにピタッと合さる。

2024年1月15日月曜日

友人TaYuが亡くなった

 親しい友人が亡くなった。
 彼と知り合ったのは同学年の高校同窓会が発足した1999年、新宿のチェーン店にてのこと。大学が同じで、さらにどちらもラグビーが大好きでもあり、それからは国立競技場や秩父宮などで一緒にラグビー観戦したことは数えきれず、新潟でも試合を楽しんだ。観戦後の酒、ション横での議論等々思い出は尽きない。
 ランニングを始めたのは彼の影響で、一時は彼の紹介で知り合った仲間と月一ペースで一緒に皇居を周回していたし、ランニング後には新橋/餃子の王将で会話を楽しんだ。
 一昨年2022年7月に食道癌が診断され闘病を続けていた。2011年4月にランニング中に心肺停止となり救急病院に運ばれたが奇跡的に回復していたので、今回も快癒することを希っていたが叶わなかった。
 最後に会ったのは2019年(あるいはその前年)の新年会。最後にメールのやりとりをしたのは昨年の12月22日。入院先からだった。昨日(1/13)ISaから電話があり、この日の朝に自宅で亡くなったことを知らされた。悲しいし、寂しい。

2024年1月10日水曜日

PCとの格闘

 1Fリビングで使用しているPCのサブモニターの調子がおかしくなったのは数ヶ月前で、症状は画面の明るさが10%レベルになり、明るさを調整すると再び暗くなってしまう。それまでは正常であったのに何が原因なのか分からずにそのまま使い続けていた。が、1週間ほど前からその明るさ調整も不調となり、最大の明るさにするとブラックアウトするようになり、とうとう何も表示されないことも頻発するようになった。対応するために読書の時間やEWI練習の時間を多く割いた。不満を吐き出したいが吐き出す相手は自分しかいないので黙々と調べるしかない。
 最初にやったのがケーブル交換、でもダメ。2F自室のPCに接続しているもう1台のサブモニターでも全く表示されない。モニターの接続ライトは点灯するが画面は真っ暗。この不調のモニターを別のPCに接続すると正常の動作をする。ネットでいろいろ調べ、PC本体の設定を確認しても気づくとところはなく、試してみればよいかと思う設定変更やドライバー更新もやってみたがすべてダメ。PCのOSはwindows11で、2Fはwindows10であり、その差なのかもしれない。あるいはwindowsの自動アップデートによるバージョン更新によるものなのかもしれない。
 次にやったのは、速度が遅くなり遊休化しているwindows10ノートをmiracast機能でサブモニター化すること。しかし1FのPCはmiracast非対応でありそれもダメ。次にSpacedeskをインストールしてやってみた。接続は出来るし、拡張モニターとしても使える。ノートPCは場所をとるがやむなしとしていたが如何せんマウスカーソルの移動が時々うまくいかない。
 最後にやったが、アンドロイドタブレットLenovo YogaをSpacedeskでサブモニター化すること。これは何の不具合もなく接続できている。難点は画面サイズが10.1インチで小さいこと。でもまあサブは拡張表示からのドラッグアンドドロップがメインなので良しとした。
 アンドロイド対応のサブモニターを購入すれば利便性は上がるがそこまでする気はない。1Fで使用していた以前のサブモニターは2FのセカンドPC専用のモニターとした。それまでは1台のサブモニターを切替て使用していたが、メインPCに専用のサブモニター、セカンドPCには専用モニターを装備することとなった。それまで使用していたモニター切替(HDMI切替)器は不要となってしまった。
 しかして1FのサブモニターHDMI接続は何が原因で不調となったのであろうか。ネットで調べ捲くったが解決策は見つかっていない。もしかしたらPCをクリーンインストールすれば良くなるかもしれないが、直る保証はないし、そこまでやる気力はない。PCは不安定ということをまたもや思い知らされた。1週間ほど格闘したであろうか。

 あまり使用していないiPad miniがある。フォトフレームとして使用してみようと思ったが、iOSは知らないことが多すぎて写真ファイルとwindowsからiPadに簡単には転送できない。Windows PCに接続ししても外部ディスクとして認識されない。iTuneは同期できるがwindowsのようにドラッグアンドドロップのような簡単操作とはいかない。iCloudを導入して同期させているがwindowsに比べて面倒。隋分前のことになるがiPodを長年使用していた。このときもiTuneとの同期なるシステムが面倒であり好きでなかった。で結局は数年前にAnyTransなるアプリを使用していたことを思いだし簡便な操作となった。

 年に1~2回はPC関連と格闘し時間を費やすことになるがこれも老化防止-正しくは老化拡大防止ヵ-に役立っているのかもしれない。

 運転免許更新に先だって後期高齢者の講習案内が来た。6,450円も(!)取られる。これって若者の免許取得者減少に伴って高齢者から金を奪い取ろうという策略なのかと勘ぐってしまう(勘ぐっている)。

2024年1月2日火曜日

2023年末の記録

 2023年に読んだ本は84冊。最後に読んだものは次の小説。
 <永井紗耶子 『華に影 令嬢は帝都に謎を追う』(双葉文庫、2021年/初刊2014年改題加筆修正)>:明治39年、帝都東京、成り上がりの男爵家の令嬢が帝大生の書生を供にして、伯爵家で開催された夜会での事件の謎ときを行う。病死とされた事件は実は毒殺事件で、そこには貴族間の策略、意に染まぬ結婚が虚栄の中で煌びやかに、少女漫画のように展開する。

 2023年一年間で歩いた歩数は1,293,492歩と少ない。

 この1年間で酒精を摂らなかった日数は172日(47.1%)、酒精20g(ビール500ml相当)以下の日を加えると192日(52.6%)。2016年11月中頃から節酒を開始してから酒精20g以上飲んだ率は44.4%。飲んでも一日の飲酒量は加齢と供に減ってきている。

 一番気にしている体重関連の2023年の経過。上図は体重で下図は体脂肪率。グラフはデイリーと7日移動平均。体重が年末に大きく低くなっているのは大腸ポリープ切除を契機としての減量改善の結果。