2026年1月27日火曜日

ふと思ったこと

 上野動物園から珍獣が中国に渡るとのニュースが何度もテレビに流れている。別れに涙を流す人もいれば、中国に行って到着を待つ人もいるらしい。その気持ちというか感情がよく分からない。
 
  選挙戦が始まった。「政治的人間のエートスとは思想と感情が合体した精神」と断じているが、「政治的人間とは感情の中に思想というスパイスを一寸だけ振りかけて自己陶酔する人」と改めてもいる。そして多勢の珍獣がお披露目する舞台が選挙って言ったら怒られるかな?

 <エラ・フランシス・サンダース 『翻訳できない世界のことば』(創元社、2016年)>:読んでいてその「翻訳できない」ことばの情景を頭に浮かべ、その中にちょっとした物語を描いてみる。
 英米語の言葉がないのは何故なんだろう。
 夏目漱石が「I Love You」を「月が綺麗ですね」と言ったという不確かな話を思った。もしかしたら、「I Love You」を上手く翻訳できない人が漱石にこじつけたのかも知れない。そして、もしかしたら「I Love You」を真の意味で日本語には翻訳できないのかもしれない。だから、「愛してる」と発する日本語での会話にはどこかしらむず痒い、照れくさい、面と向かって口にしない(できない)のかもしれない。

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