2017年1月12日木曜日

新年会・美術館・高校ラグビー

 7日、毎年恒例の高校同窓会新年会(兼総会)。1968年に高校を卒業した13名に加えて臨時に女性が一人加わって四谷にて開催。男だけの我が同窓会新年会に女性が同席したのは初めて。いつもとは質の異なる賑やかさ(煩さ)で時間が経過し、お開きになった後は7人ほどでカラオケ。宿泊先の御徒町近辺で件の女史の要望で寿司を食ってこの日はお終い。

 翌日、これまたいつものように喫茶室ルノアールでコーヒーを飲み、以前より関心があった”宇宙と芸術展”を開催している森美術館に向かう。翌9日が最終日であったせいか想像していたよりは混んでいた-森アーツセンターギャラリーの”マリー・アントワネット展”の方がはるかに混んでいたが。“宇宙と芸術展”には漠然とした期待を寄せてはいたのだが自分には外れであった。ニュートンやコペルニクスの初版本、曼荼羅など歴史的展示物には引き寄せられるのだが、いわゆる芸術作品には距離をおいてしまう。宇宙には惹かれるが、アーティストを通した宇宙には途端に興味が薄れてしまう。いい例が大きなモービル状に吊されてメカニカルに動く作品で、すぐにその機構やギヤトレイン、駆動ベルトに目が向いてしまい、ゆっくりと動くタイミングベルトを見ては、あれはバンドーか三星かニッタベルトかはたまた椿本かなんて思う始末。あれも芸術品・美術品なのであろうか、自分のセンサーはあまり感応しない。行き当たりばったりに近くでカレーライスの昼食を摂り(若いそこそこキレイな女性の店員さんが無愛想)、六本木地下鉄改札でKYと別れる。

 録画で高校ラグビー決勝戦を観る。結果はもちろん知っているが、高校ラグビーは30分ハーフで大学や実業団などより試合の緊迫感を味わえる。東福岡と東海大仰星の試合は素晴らしい内容だった。特に東福岡のゴールライン際でのディフェンス力はとても優れている。東福岡のプレースキックの精度も高い。プレースキックの上手な森選手と体躯の大きいLO箸本の活躍が目立つし、FB古賀もいいプレーをしていた。ちなみに箸本・森は明治へ進学するらしい。古賀は早稲田へのスポーツ推薦入学が決まっている。

 やらなければとずっと気懸りになっていることがなかなか進まない。要は「難きを忍び易に就かず」とはいかず、目の前の安易な関心事についつい手を出してしまう惰弱者になっているに過ぎない。

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