2021年6月3日木曜日

PCの不具合、条件・制限の積み重ね

 2世代も古かった無線ルータを廃棄して新しいものを設置した。同時に常時使用する3台のPCを使用状況に合わせて相互に入れ替えることにした。パフォーマンスの悪い4台目のSurfaceは臨時に使用するだけのほぼ遊休状態に置き、メインはいままで通りとし、サブ1(1F設置)とサブ2(中心は音楽とメインのアシスト)を入れ替えた。入れ替えたというよりパフォーマンスの制限があってそうせざるを得なかった。それにしても不具合はいつもつきまとう。PC関連は悩ましいこと、分からないことが多すぎる。
 PCはすべてノートPCを使用していて、Surfaceを除く3台のうち2台はBluetoothが機能しなくなって(消失してしまって)いるし、1台はDACへの対応がスムーズでなく音楽再生が途切れ、1台はWiFiが繋がらない。BluetoothとWiFiの不具合については、Windows7から10へアップグレードするに伴いドライバーが対応できなくなったことから生じていることは分かる(多分)。DACへの不具合は結局分からない。Bluetoothはもともと使用していないし、WiFi不具合機についてはもともと有線LANにしているので、現実的には両者とも困ることはまずない。 
 しかし、不具合が生じるとその原因を探り、対処したいという衝動は抑えきれない。Webで調べたり、ドライバーを更新させたり、何度も何度も試行錯誤を重ねることほぼ3日。そして終には諦めた。疲れた。修復はできずとも微かでもPC関連の知識は増えた(と思いたい)。PCを最新版にすればすべて解消するのだろうけれど、不具合以外のパフォーマンスには十分に満足しているので買い換える動機がない。
 PC周りを少しは整理したことに併せてハードを少なくしたいので、1台のマウスで2台のPCを操作できるようにした。マウスを少なくするためにUSB切替装置を購入するのは本末転倒と思っていたら、いいのを見つけた。Microsoft 社から提供されているMouse Without Bordersで、これは便利。
 多くの時間を費やしたので、暫くはPC関連には、また、オーディオ関連にも手を付けないこととする(なるべく)。

 何が何でも開催することを目指すIOC・運営関連者や政府関係者たち、目指すという意志よりも目指さざるを得ない状況が背後にあるのであろう。組織に絡め取られた人たちの主張というものは、所詮組織の状況に応じることが目的化し、本来目指すべき理念は希薄化してしまうことが多い。Aを達成するためにBを達成させる。一方でBを達成するにはCが必要である。するといつのまにか最終目的がCを実現することになってしまう、というようなものである。
 いろいろな条件や制限を重ねているが、制限や条件を積分すれば結局は「否定」に繋がることを理解しているのだろうか。つまり安全・安心のためにというお題目のために積み重ねている条件や制限は「開催できない」という否定に向かっていることであり、そのような状況下で開催されても結果は矮小化されてしまう。
 条件を積み重ねた上で立てた計画は「うまくいけばいいな」という立場でしか考えていない甘~い思い込みでしかないことが多く、条件・制限が多いだけに何度も修正を重ねることとなる。
 まあ、「偶然を積分すれば必然となる」ことから考えれば、7月に開催されるイベントが成功するのはおそらく偶然が重なることでしかないと思われる。そうなったときに、関係者は自らの行動を必然的に正しかったのだと言い張ることになるのだろう。そうなっても詭弁の臭いが漂うことは自明である。

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