<適菜收 『高市早苗という病』(ベスト新書、2026年)>:嘘をつく、言葉を弄ぶ、そのような人は大嫌いである。
以下、本書より抜き書き;
病、日本に根を腐らせている病の集約、虚像、虚言、無知と無恥、バカの活性化、自己陶酔、歪んだ自己愛、メタ認知の欠如、被害者アピール、バカがバカを支持、話しのすり替えとごまかし、サッチャーというよりサッチ(野村沙知代)、歩くATM、群れのボスに追従するチンパンジーの宮廷。
社会の免疫不全、言葉が死ぬとき思考が死ぬ。
バカは、欲しいものを手に入れると満足します。他人からの注目、名声、財産、権力、高い評価……自分はそれを持つに値すると思っているものを手に入れた時、満足感を覚えます。ただし、バカのそうした特権意識は、多大な不安と引き換えにかろうじて維持されているものです。たとえ欲しいものをどれほどたくさん手に入れても、日々の激しい戦いの中で、たったひとりでまわりをすべて敵に回し、誰にも頭を下げることなく、『一番賢いのはこのおれだ』と自らに言い聞かせっづけなくてはならないのです」
能力の低い人ほど自分の知識や技術を過大評価し、自身の判断ミスを認識できない傾向を指す。(ダニング=クルーガー効果の教科書的な症例)
証拠より自分の記憶が正しい女。
現実を自分に都合よく書き換える。証拠があっても「捏造だ」と言う。記録が残っていれば「記憶にない」と言う。矛盾を指摘されれば「そういう趣旨ではない」と言う。追及が続けば「個別の報道へのコメントは差し控える」と言う。発言の責任を問われれば「聞かれたから答えただけだ」と言う。罷免されないことをわかっていて「罷免されるなら仕方がない」と言う。状況に応じて言葉が変わるだけで、「現実より自分の都合を優先する」という一点だけは微塵もブレない。
自分の信念を裏付ける情報を優先的に集め、反証となる情報を軽視したり無視したりする傾向がある。批判的分析を排除し、それどころか敵視する。(確証バイアス)
都合の悪い情報を無意識に記憶の端に追いやり、そのうち自分か嘘をついていることすら忘れる。(動機づけられた忘却)
知ってしまうと不都合になるから、あえて知らないままでいようとする。(戦略的無知)
かつて、ジャーナリストの上丸洋一が『「諸君!」「正論」の研究』で、安倍の政治観は自称保守向け月刊誌「諸君!」や「正論」から適当にトピックを拾い集めたものに過ぎないという趣旨の指摘をしていたが、高市はそれ未満である。
立憲主義における憲法改正とは、現行の条文が現実の問題に対応できなくなったとき、問題を解決するための最小隕の変更を、最大限の合意形成を経て行うものである。高市が答えを持ち合わせていないのは、彼女の世界に「現実」が存在しないからだ。
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