2023年6月25日日曜日

椅子の故障、マンガ3冊

 もう15-6年使用しているだろうか、椅子-HARA Chair-の座を支えるスプリングが破損した。これで3回目。2回目までは少々苦労してネットでスペアを購入して交換したが、今は販売しているところが見つからない。見つかったところでいつかまた再発するであろう。破損したところは3回とも全く同じで、4箇所ある箇所の前2箇所であり、破損状況は細長いU字状になっている鈑バネのU字の曲げ部分。材料力学的にもっとも負荷応力が作用している箇所で、設計が不味いのか、材料の品質が良くないのか分からないが、破損頻度から言って広義の設計不良であう。耐久性を得るならばコイルバネにすればいいものを部品コストかアセンブリーコストを意識したのか、鈑バネは柔らかさに劣るのでこの設計はいただけない。後部のクッション性は棄てて木材を挟み、後部の鈑バネを前に移して良しとした。それにしてもこの使用年数で3回も破損するなんてまともではない。

 <相原コージ 『うつ病になってマンガが描けなくなりました 入院編』(双葉社、2023年)><相原コージ 『うつ病になってマンガが描けなくなりました 発病編』(双葉社、2022年)>:二日続けて本屋で衝動買いをして「入院編」を読み、「発病編」はamazonに発注し。順番が逆になってしまった。やはり本屋には定期的に通って新刊状況を眺め回した方がいいと再確認。しかし、本屋には売れる本しか並んでいないので、新聞の読書欄と広告が一番である。それとても漫画の情報は少ない。
 で、相原コージの漫画は『下ネタで考える学問』以来で面白く読んだ。うつ病の実態はよくは分からないけれど、漫画が描けなくなった彼に「だったらさ/もういっそ/自分に/起こった事を/そのまま/マンガに描けば/いいんじゃないの」というパート勤務をする奥さんがステキであると感じた。また、吹き抜けの天井まで壁一面にある1Fの本棚にもある種の憧れのような気持ちを抱いた。同じくうつ病の経験がある田中圭一(歴史学者ではなくマンガの作家『神罰1.1』が傑作)のマンガを読みたくなった。・・・2冊発注してしまった。

 <メメント・モリ/山田風太郎 『マンガで追読 人間臨終図鑑』(徳間文庫、2023年)>:山田風太郎原作とあるが、山田風太郎源の本を読んで編者が感想もまじえて短くまとめてみました、というつまらないマンガ集。やはり原作を読むべきであろうと反省した次第。が、手は広げない。

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