2023年7月10日月曜日

飲み会、ミステリー1冊

 下書きを書いたまま投稿を忘れていた。

 先月30日金曜日、友人二人と飲むために2か月ぶりに電車に乗り北千住へ行く。12時半待ち合わせで、合流して足はまっすぐに飲み屋に向かう。平日の真っ昼間というのに最初の店も2軒目の店も混んでいる。飲み過ぎの徴候が出たらブレーキをかけてくれるように頼んでいたが、一人からは、お前は飲んでいる間はホントに酒に強い、飲み終わると途端に酔っ払ってしまうからブレーキのかけどころが分からん、と言われてしまった。それでも4か月前の酷い状態にはならずに帰途の電車に乗った。ふと気づいたら車窓からの夜景が真っ暗でビルの灯りなどが見えない。やばいと感じたら急行終点の久喜の手前だった。北千住駅で連れ合いにLineしていたから帰宅が遅いと感じた彼女からタイミング良く、寝ていないかとメールが入った。久喜駅で電車を乗り換え、春日部駅からは歩いて帰宅。北千住で久喜行きと知っていたので安心して居睡をしたのかもしれない。これがもっと遠い、例えば舘林行きだったらば座席に座らずに立ったままでいたと思う。今までの苦い経験からして。

 <櫻田智也 『蝉かえる』(東京創元社、2020年)>:昆虫が介在する良質のミステリー5編。全編を通して登場するのは昆虫オタクの魞沢泉(えりさわせん)。蝉・コマチグモ・フンコロガシ・ホタル・ツェツェバエが人の生きることの悲しみの周りにいて、その悲しみの謎が人によって解かれる。

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