2024年5月1日水曜日

夏の準備、年齢の重り、心臓の検査

 暑くなってきた。地方によってはもう夏日を迎えているし、春日部でも薫風の春を過ぎたと体感している。これからの梅雨や夏を控えて家の中の床に雑巾をかけて清掃・ワックスを行った。床に触れる足裏のさらりとする感触が心地よい。
 全室4台のエアコン冷房試運転による稼働確認を行った。冷たい風はやはり寒い。

 一年が経過することの早さを感じ、今年の残りは7か月を切ったと思うと、すぐに76歳を迎えるような気もしてしまう。生き急いでいるわけではないが、変化の乏しい、同じ事を繰り返しているせいなのか年齢を重ねると月日の進み方が早いと感じる。若いときはこのような時の進みを意識することは少なかったような気がする。結婚して今年10月で満50年、息子が50歳近くにもなり、娘が40代半ばとなり感慨深いものがある。娘の娘は中学3年で、以前のように安易にハグすることに躊躇いを覚え、一抹の寂しさを覚える。娘の息子は運転免許を取り、我が家の車を使う頻度が高くなり、彼は恋人を乗せたり、バイトに出かけたりと走行距離が一気に伸長している。

 4月30日、市立医療センターへ行く。この日は心エコーと冠動脈CT撮影。身体的には何も異変を感じていないので予防検査の意味が濃い。
 心エコーは3回目、CT撮影は初めてで、受付を済ませた音の移動はすべて車椅子であり、車椅子で病院内を移動するのはこれで2回目。前回は20年ほど前になろうか、多分尿管結石で病院に飛び込んだときだったような記憶がある。
 CT撮影のために事前に右腕に注射針を刺した医師が研修医で一抹の不安もよぎった。案の定といっては言い過ぎだが、針とチューブをコネクトするタイミングがずれてしまい注射針付近の腕の上に血液が垂れ流れ、次にはチューブ末端を開放したままで栓をするのを忘れたようで、待機する部屋のベッド上に血液がA4サイズ弱並に広がった。予約表などが入ったクリアファイルも血で赤くなり交換となり、注射針を固定するテープの張り方が雑で、全体的に集中力欠如というか注意力散漫というかこの若い女性研修医の将来に憂いを覚える。が、看護スタッフとのやりとりには悪びれずあっけらかんとしていたところはこの人の長所でもあるかもしれない。
 20分ほどの心エコーでは途中で短時間眠りに入った。担当して下さった女性が感じのいい人であった。雑談も少し交わし、また車椅子で移動。
 外来診療明細表を確認するとCT撮影は16列以上64列未満マルチスタイラス型機器とあり、Siemens の装置であった。現在の高性能機器は64列があるらしいのでこの日の装置は中程度の性能のものヵ。造影剤(イオプロミド370注シリンジ80mL「BYL」)を注入するときには、腕に温度の低い流入を感じ、微かに体内に変化を覚え、一時的には肛門付近が暖かくなったことを感じ、それ以外には格段何事もなく撮影は5分ほどで完了した。脈拍を下げるための薬も服用していないということで終了後は上半身を着がえてからすぐに病院を出た。何も異常もなかったのでこういうことなら車で来ても良かったかと思うがそれは結果的に思うことで、やはり車は駄目であろう。
 この日の診療点数は心エコーで880点、CT撮影に計2506点だった。意外にも安価。
 心エコー、冠動脈CT撮影の結果は20日となる。

 帰宅途中にスーパーに立ち寄り日本酒と肴を購入し、帰宅後は風呂に入ってからビール・日本酒と続け、300mlの日本酒では量が足りず焼酎を追加して飲む。そして爆睡。これを書いている今日はいつもより4時間ほど早い5時に起床した。

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