2016年2月16日火曜日

オーディオ関連のもの作り

 図面(部品加工図・装置やケーブルのL/O-レイアウト図など)を書き、ものを作るのは楽しい。もっぱら自室のオーディオ関係が主体であり、ここ数日も今度こそ最終にしようとしてL/Oを変更した。2セットのスピーカーを作る予定があり、それを見込んでの変更。ゴチャゴチャしていたケーブル類も少しは整理して、もうこれで最終とするつもり。
 昨日はラックとして使用するための木製ボックス(単に4枚板構成の安価品)2個を組み立て、購入したばかりのライン-アンプセレクターやアンプ-スピーカーセレクターを含めて全ての機器を並べ直したら初期構想以上に収まりがよくすっきりした。満足。

 オーディオケーブルが今日(16日)届いたので別途端子とハンダが到着したらまずはRCAケーブルを8本、合計長12mを自作する。よく分からないままにケーブルをモガミ2549にし、RCA端子は安価な秋月電子通商のもの。数十年使用してきた半田ごてもグレードを上げて新調した。
 その次は雑誌DiGiFi付録の2wayスピーカー。近いうちに届くはずのエンクロージャーはサイズを優先して小さなものにした。多分簡単に終わるであろう。それと相前後して管球パワーアンプのキット品を作り上げる。これまた間もなく配送される予定の管球アンプキット。管球アンプは初めてであり、音がどう違ってくるのか興味があったことと、自分で作り上げたいことがある。デザインも性能も高評価なトライオードなどには手が出なく、持っているオーディオ機器のレベルと合わせてサンハヤトのもの(FA105)にした。10年近く前から販売されているらしいが、価格的にこれでよしとした。楽しみ。しかし、オーディオ機器の価格の広さにはいつも驚く。雑誌にて新製品紹介がよくあるが、とても手が出ないし、それに価する耳も部屋も持っていない。
 最後は「数百万のハイエンドスピーカーに採用されているユニットを使用」したスピーカー。今月下旬になれば送られてくる。いままで手を着けたオーディオ関係のなかでは最も高価で、数年前から欲しくて欲しくてしようがなかった。人生も残り少なくなってきたので楽しんでもいいだろう、エイヤッと購入を決めた。自分のオーディオ機器は言ってみれば初級クラスのものでしかないが、もうこれでおしまい。音楽を鳴らしていると色々試したくなるのはしようがなく、やはり「オーディオとは畢竟物欲」(『レコード芸術2015年10月号』211頁)なのであろう。40数年前から使っているDIATONEや昨年組み立てたスピーカー、雑誌の付録のスピーカー(3セットになろうとしている)、なにが違うのと言われるけれど、音質が変わるのが面白いし、それに、何よりも作る楽しみがある。