2016年2月14日日曜日

独り言

 朝、テレビのスイッチをオンにすると、朝っぱらから何とかエイコウが女に二股だとか五股だとかを流し、ベッキーの復活を口にする芸能人のコメントが映し出される、ドイツの鉄道事故でコメンテーターが安全を確認して欲しいですねなどとたわい無いことで評論する、そんなことどうだっていいじゃないか、長い時間をかけて報道する価値なんてないじゃないか、くだらない、・・・・と苛立つ。

 家にいることが多く、テレビをつけていることも多いが、朝昼夕と同じ画像で同じトーンのニュースが流されるのにウンザリし、他のチャンネルに代えても同じようなものだし、もしかしたらオレを含む一般大衆の思考能力を貶めるためにくだらん報道を繰り返しているのかなんて妄想もしたくなる。

 イクメン議員の不倫が「ゲス不倫」などという下卑た言葉を被し、さも大事件・大不祥事のように報道されているが、批判するならばそいういう議員がなぜ存在しているのか、そのシステムにも触れたらいいじゃないのか。地元の人たちの声を流しているがそれは大して意味を持たない。何故って不倫議員もバカ面小百合議員も歯舞を読めない沖縄北方担当相も、号泣議員もみんな選挙で選ばれている。そのバカ議員を組み入れる組織があって、彼等彼女等を支え応援する人たちがいて、そして選挙で投票する人たちがいる。そのシステムに目を向けないといつになってもこのバカさ加減は繰り返される。また、「我々選んだ側にも責任がある」なんて小賢しく言うコメンテーターもいるが、ならばその責任の先にある責任の取り方や責任の重さ、或いはどうすればいいのかにも触れるべきであろう。「我々もキチンと見ていく必要があります」なんていう言葉は何の意味も持たない、(テレビ出演による)あざとい小遣い稼ぎの言葉でしかない。
 当議員の謝罪会見で「女性と3回会われたということですが、(後略)」との質問があった。3回という数字を出すならば「何回ぐらい(性)行為したのですか」の類の質問もして欲しかった(と思うのはオレだけかな)。

 などと愚痴っているところに、環境大臣がバカな発言。「『反放射能派』と言うと変ですが、どれだけ下げても心配だと言う人は世の中にいる。そういう人たちが騒いだ中で、何の科学的根拠もなく時の環境大臣が決めた」(信毎web)だと。その後、記憶がないとか、やっぱりあったからと発言を撤回し謝罪した。一連のバカさ加減に思うことは多くあるけれど、かつて彼女の発言をもとにして作られたTシャツを彼女自身が着てくれないかなぁ。それは、2010年に自民党が作ったTシャツで、そこには現環境大臣の直筆サイン「この愚か者めが」と彼女の顔写真を入れてある。似合うと思うのだが。