2018年3月25日日曜日

2度目の宮古諸島・八重山諸島

 10年ぶりに宮古諸島八重山諸島にパック旅行。10年前は2月21日~24日で今回は3月18日~21日。
 前回は9島巡りで今回は10島。1島増えた小浜島には初めての上陸。また前回は伊良部島へはフェリーで渡ったが今回は伊良部大橋でバスの移動となった。あとは前回は訪れたが今回は行かなかった場所(鍾乳洞・砂山ビーチ・西平安名岬)、あるいは逆に今回はじめて立ち寄ったところ(雪塩工場・イムギャーマリンガーデン・コンドイビーチ)があった。さらに、下地島では前回は旅客機が発着訓練をしていたが、今はLCCのみが訓練をしていて、それを見ることはまずないということだった。

 10年が経っていても風景などの記憶は残っており、そのために新たに心が弾むとかはあまりなかったツアーだった。あと変わったことと言えば飲酒量が減ってしまい、夕食時はビール中瓶一本で終わった日もあったし、食べる量も減っている。10年という年月でやはり肉体的な衰えは確実に感じるものではある。

 二日目の夕食時に若い女性が三線を持って歌い、こちらの席近くにも来て歌っていて、小さな声で一緒に歌った。彼女、帰る際に笑顔で会釈してくれた表情が素敵だった。3日目の夜も60歳前後らしき男性の島唄ライブがホテルロビーで催されたが、これは自意識過剰・自己満足満載でつまらなかった。人に聞いてもらって楽しんでもらうのではなく、自己陶酔といった趣。三線演奏はおざなりで、メインのギターはアレンジがワンパターンであり早く終わらないかと思っていた。

 春日部を出るときは10度前後の気温で、宮古島に着いたときは24度で少し蒸し暑さを感じ、汗をかく日もあったが、最終日の帰る日は19度まで下がり、島の人は冬が来たと言っていた。石垣島で19度が羽田に到着したときは3度。一日で16度の温度変化は多分はじめてのことだと思う。

 今回の宮古諸島・八重山諸島も含め、沖縄はもう何回も来ており、沖縄本島も慶良間諸島にも、奄美群島も訪れた。連れ合いと二人だけの島巡りはもういいかなと思う。離島の海の色の綺麗さにも心が踊らなくなっている。
 次はどこに行こうか、パックツアーのめぼしいところはほぼ全て訪れているので、リピートする地を選ぶしかなくなっている。そして、年齢を重ねれば同じ経験の繰り返し、鈍感になる感性、乏しくなる想像力、動から静への変性・・・・。

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