2019年12月17日火曜日

続けて数学の本

 13日、市立医療センターにて再診。次の再診はなく、一旦終了。
 16日で大掃除は終了。

 <吉田武 『大人のための「数学・物理」再入門』(幻冬舎、2004年)>:全55篇。数学・物理の専門用語はかつて見たものであり、一度はその定理・数式などを紙に書いたこともある。だから、そこに見え隠れする科学史、ニュートンなど著名な数学者・物理学者の私生活・性格に関する記述、また諸処に記される著者の科学に対する考え、後半に多く現れてくる教育や社会への苦言・警鐘など、どこか掌編のノンフィクションを読んでいるように楽しめた。

 <桜井進 『数学のリアル』(東京書籍、2008年)>:現実社会での数学に関するエピソード集といったところ。内容的には簡素。

 <竹内薫 『素数はなぜ人を惹きつけるのか』(朝日新書、2015年)>:素数の世界が沢山記されている。前に読んだ『素数はなぜ人を惹きつけるのか』をより高度に解説しているような内容。興味のない方は数式を飛ばして構わないとしているが、飛ばしても数式から離れることはできない。だからなのか、頁を進めるうちに少々倦いてくる。

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