2020年7月25日土曜日

AOKIマスクにダブルで当選

 マスク購入の抽選にずっと当選しないままでいたが、意外にもAOKIのクールマスクに当たった。しかも連れ合いと二人そろってのこと。でもこのマスク、肌触りはいいのに、耳にかける紐が伸びないので男性には小さめである。とりあえず材料力学でいうクリープ状態となることを期待し、水で濡らした上で負荷をかけて吊り下げている。うまくいかなければゴム紐による改造をするつもり。他にも洗えるクールマスクは持っているのでこのマスクに拘る必要はないのだが、こういうことには性格的に意地を張って望み通りにしたくなる。

 <三上延 『ビブリア古書堂の事件手帖Ⅱ ~扉子と空白の時~』(メディアワークス文庫、2020年)>:『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズのスピンオフ版2作目。1作目の「~扉子と不思議な客人たち~」は読んでいないので、栞子さんと大輔が結婚して子どもの扉子が登場する物語は本作が最初となる。今回の物語の軸は横溝正史の『雪割草』と『獄門島』。二人は2012年に結婚をし、その年に『雪割草』の最初の調査があり、9年後の2021年にその次の推理が展開する。舞台は扉子が高校生となる2030年頃にも拡がる。この年数の拡がりと物語の構成に無理を感じるし、栞子・大輔が以前のように活写されていない。小説の出版事情や変遷に関する薀蓄に興味が持てない、持てなくなった。

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