こう書くと簡単な作業であったかのようであるが、実はUHD-BDPを事前に確認していなかったため、キチンと音が出るまでは時間がかかった。UHD-BDPの同軸とHDMI-2から複数のアンプに音を送り出すつもりだったが、HDMI-1と-2では同時に音を出すことができない。映像を見るにはUHD-BDP → EXOFIELD → TVの構成になり、音楽を聴くにはUHD-BDP → EXOFIELD → EXOFIELDのヘッドホン、あるいはUHD-BDP → Extractor → アンプ(AorB)、あるいはUHD-BDP → アンプ(C)となり、これら全部に共通する設定がありえなく、結局は場合に応じてUHD-BDPの設定を都度変えなければならない。お金をかければ解決策はあるのだろうが、そこまでやる心算はなく、これはこれで終了とする。何のことはない、音を出すパターンが幾通りもあって、それを面白がってシステムを構成させているだけで、アホみたいといえばその通りなのである-自覚はしている。大体が、機器の接続をブロック線図にまとめていて、音を出すときはそれを参照しないと戸惑うほどにシステム構成を複雑化させてしまっている。時間を相当費やしたけれど勉強になったし、楽しかった。それにしてもifi NEO iDSDは優れものである。
<魚豊 『チ。―地球の運動について― 第2集』(小学館、2021年)><魚豊 『チ。―地球の運動について― 第3集』(小学館、2021年)>:C教に対する異端者抹殺や魔女狩りがおこなわれ、身分差別の激しかった時代、地動説に魅入られた、というより真理を求める人々が地下運動よろしく苦悶して学究に励む。面白い。真理を求めるという姿勢は哲学的であり、科学的であり、またそれは広義のC教に支えられている思想でもあると感じる。
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