2021年10月25日月曜日

『店長がバカすぎて』、大学ラグビー

 <早見和真 『店長がバカすぎて』(ハルキ文庫、2021年/初刊2019年)>:バカの対象となるのは書名にある店長、続けて小説家、「弊社」の社長、出版社の営業、神様、最後に主人公の私。バカたちの言動には大いに笑わされるし、主人公の28歳の女性派遣社員の哀感ある愚痴も楽しめる。最後のバカな私が起こす突拍子もないいかれた行動とその底にある感情には少し引いてしまうし、ちょいとワケワカラナイ。
 書店で自分が店員さんと交わす言葉は本のある場所を尋ねたり、会計時の支払い確認だったり、カバーや袋は必要かなどといった何の変哲もないことであり、まして書店でお奨めの本を問うたりする人の心情は理解できない。クレームをつける人にも出会ったことがない。それよりも何よりも書店よりネットで購入することが多い。新宿や池袋にあるような大型書店が近くにあればしょっちゅう行くと思うのだが、街中にある書店はチェーン店であって個性がなくてつまらない。

 早稲田が青学に大勝。SOに伊藤が出るので楽しみにしていたが、強い風の影響もあっただろうが彼のプレーには精確さが欠けていたし、チームとしての連携も上手くいっていないように思えた。1stハーフは一時リードされ19(3T2G)-13(1T1G2PG)、2ndハーフから吉村に交替となり風上に立っての展開がスムーズに運ばれ最終的には61(9T8G)-13(1T1G2PG)。
 辛勝した対筑波戦、明治は53-14と完勝。筑波は早稲田・慶応・明治と2トライは取れるのだが、そこからは伸びない。残り試合は日体大・立教・青学で負けることはないだろうが、青学戦は均衡する試合になるかもしれない。

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