2022年1月8日土曜日

今年はじめての雑記

 平日と何も変わらない正月を迎えるのはいつものこと、おせち料理は嫌いだから準備しないし、年末恒例のNHK紅白歌合戦なるものにテレビのチャンネルを合わせることがなくなって数十年は経っているだろうか。ニュースも一度見ればもう十分だし、まして政治絡みのニュースは国内外を問わず関心は薄くなる一方である。新たな一年はどうなるのかと新聞などで展望が描かれていても、日々は連続して区切りがあるわけでもなく、これといって何かが革まるわけではないし、結局は些細に見えることが積分され、気づけばいつのまにか世の中が変わったとか昔と違ってきたと感じるのが実情であろう。

 箱根駅伝は圧倒的な青山学院の勝利で、早稲田の惨敗で終わった。早稲田にはせめてシード権獲得を希ったが二日目途中で諦めた。高校選手のリクルートが上手くいかないのか、入学の門が狭いのか、コーチ監督たちの指導・育成がダメなのか、青学と比較すればその差はとてつもなく大きいと感じてしまう。

 高校ラグビー、國學院栃木の躍進が素晴らしい。高校代表候補が一人もいない中でよくぞここまで強くなっているものと試合を観戦して感激する。今日、東海大仰星との決勝戦があり、仰星の圧倒的勝利となる予想。
  大学ラグビー、ちらちらと試合を摘まみ食いのごとくに観たが、帝京・明治・東海・京産とどのチームをみてもFWDが強い。この4校に早稲田を加えると早稲田のFWDの弱さは目立つ。東海大と当たっても京産大と当たってもFWDで苦戦or負けるような気がした。

 年賀状は昔のピーク時と比較すると随分と少なくなった。何の連絡もなく来なくなった人は生きているやら亡くなってしまったのか、あるいは筆を執る力が失せてしまったのか、思いを過去に向かわせると、10代の頃より多くの人と知り合いかつ離れたと感慨深く感じる。

 ペシミスティックな書き方になってしまっている。これも年齢を重ね、生きている世界が狭くなってきている証しなのであろう。

 新たに始めたEWI、毎日練習しており、ほんの少しずつ指の運びが良くはなっている(と思う)。いまの目標はジムノペディ1番、カバチーナ、逝きし王女のためのパヴァーヌ、これら3曲をマイナス・ワンのバックに併せて吹けるようになること。ゆっくりした情緒あふれるこれらの曲を、せめては家族の前で拍手をもらえるようになりたいものである。そのためには基礎練習の積み重ねで深夜に練習をしている。ときどき、自分は音楽演奏の素質がもともとないような気がしないでもない。練習しかないと今更ながら思う。

 久しぶりにクロマチック・ハーモニカをいじってみたらレバーがスムーズに動かない。分解してバルブオイルを塗布したが、組み立て時にネジを破壊してしまった。ネジをねじ切ってしまうのは自分によくあるパターンだが、しかしだ、なぜにこうも軟な材質を使っているのだろうか。非正規のネジを使う手はあるがそのうちに楽器店あるいはメーカーから正規品を取り寄せよう。

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