2022年7月8日金曜日

雑記

 7月5日、約2ヶ月半ぶりに髪を切りに行った。近くの1,200円カットで、3人いたスタッフの一人の女性には何回か担当してもらったことがあり、今回も運良く彼女が担当となった。1万円札を出してくずしてもらったからか、支払いはカードを使うことが多いですかと聞かれ、ええ、ほとんどがクレジットカードで本屋でもスーパーでもカードを使っている、と応じてから、彼女が本好きで小説の話となった。カットしている合間に彼女は東野圭吾の小説が好きでよく読んでいるとのことだった。彼女にとって東野圭吾の小説は読みやすくて、読み始めると時間の経つのを忘れてしまう、と言っていた。こっちもその作家の本はほとんど読んでいるので、一人の作家を中心に会話ができ、楽しい10分ほどの時間を過ごすことができた。

 髪を切った後、100円ショップに立ち寄り200円の買い物をし、次は健康保険組合に提出する書類を発行してもらいに市役所に行く。何故に市役所に働いている人が多いのかといつも思う。仕事が多いから働く人が多いのか、人が多いから仕事が増えているのか、市役所のフロアを歩くといつもそう感じる。

 市役所の後は、30分ほど書店で時間を潰してから16時に予約していた銀行へ。前日午前に入ったときは多くの人がいたが、この日は16時という時刻のせいか閑散としている。ワンタイムパスカードに変わって、スマホで暗証番号を受ける新システムに登録するために行ったのだが、スマホだけで登録手続きはできないためであって、当初はその原因が分からなかった。おそらく70歳という年齢制限に引っかかったのであろうと思っていた。銀行で確認するとやはりそうであった。70歳を超えると銀行でしか登録できないと何故に明示してくれないのであろうか。そうすれば何度かスマホやPCでトライした無駄な時間を費やすこともなかったのに。とは言っても銀行の親切な女性に苦情を言うほど野暮ではないので、そこは楽しく会話をしながら時間を過ごせた。しかし、安全のためと言いながら、却って不便や無駄なことを強制している側面があることには想像が及ばないのであろうか。運営管理側の図る安全考慮-余計なお世話、という図式は簡単に回避できると思うのだが。
 スマホ登録以外にも用事があり二人の女性と手続きを済ませたのであるが、スマホの扱いにとても慣れていると褒められた。多分に「年齢の割には」という言葉は口に出さずに胸の中に仕舞い込んでいたのであろう。

 久しぶりに数カ所を動き回り仕事をやったという感覚を持った。シャワーを浴びてからのビールが美味しかった。

 7月7日、3ヶ月ぶりに病院へ。薬をもらうためだけの診察で、その後変わりありませんか、はい何もないです、次は3ヶ月後の10月6日の同じ時間でいいですか、はい。1分ほどで診察は終わり。
 夏を経て秋になり、今年の残る月日を強く意識する頃、またこの病院に来ることとなる。

0 件のコメント: