2022年7月23日土曜日

混合栓修理、図工の時間

 浴室の混合栓から水漏れ。何故か分からないけれどピンホールから細く水が放たれ、また可動部の一箇所から水が滴れていた。今の家は18年程前に建てたものだからそろそろ補修が必要な年数となったのであろう。バラして水漏れ部を補修し、ピンホールには詰め物をしようと思い混合栓を分解し清掃した。元に戻せるか、混合栓買い換えになるかと一時不安が頭をよぎったが結果的には全て補修できた。組み立てられたものは分解再組み立てが可能である、機械的結合部は外観上隠されているに過ぎないとの自信に基づいていて、今回も(は)うまく処理できた。

 1階リビングの吹き抜け部にぶら下がっているペンダント照明の和紙カバーが汚れ、傷んでもいた。簡易的に汚れを取り除き、切れ目のあるところは破れ障子張りのごとくに補修しようと思った。が、和紙はかなり弱っていて補修できる状態ではないし、軽く濡らしただけで簡単に破れてしまった。18年程前のものでもう販売されていないし、そもそもカバーだけを売ってもいない。ならば自作しようと格闘することにした。
 上下の針金サポートを残し、上から下まで繋いでいた螺旋状の竹ひご、和紙は全て取り除き、簡便に骨組みを作り、紙で外観を調える。
 使用した材料はΦ1.8mmの竹ひご、Φ3mmの丸棒、トレーシングペーパーとして家にあったケミカル和紙、画用紙、木工用瞬間接着剤と速乾木工用接着剤。121cm高さの仮組み骨格としたのは段ボール。購入金額は1000円ちょっと。メインとなる高価なケミカル和紙に費用はかかっていない。細かい作業で神経を鋭敏にし、集中する時間は延べ1週間ほどに及んだ。
 完成品は下の写真。出来映えは小中学生の図工といったところ。近くで見ると雑なところもあり、職人的技術はもちろん芸術性も絶無であるが、まあ、家族以外の他人が見るわけでもないし、これで良しとして終えた。そう、遠目には良いではないか、と独り言。



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