凄麺以外にも麺が沢山ある。うどんは数年前から徳島から2種類を取り寄せていて、山形のラーメンも2種類あり、喜多方のものも3種類ある。これらは繰り返し宅配してもらっている。蕎麦を除けばラーメン/うどんは十分な量であり、もう年末までは買わなくて済む。たとえ新しい商品が発売されても買わない。
<稲垣えみ子 『一人飲みで生きていく』(幻冬舎文庫、2025年/初刊2021年)>:一人飲みに挑戦して失敗も重ねる、って言うのは結局一人飲みに何かを求め、何かを得ようとしているのであろう。一人飲みは学生の時(回数は尠い)から何度もやっているが、失敗と感じたことはない(馴染めない心地になったことは何度もある)。今は一人で飲むなら家飲みが一番いい-連れ合いがいるが彼女は飲まないから一人飲みとする-。安く付くし、肴は自分で揃えられるし、何と言っても酔った後は階段で自室に帰ればいい。ということで、今日も昼に、安価で好物のイナダの刺身とワカメの刺身、赤魚の西京漬けを焼き、イカ納豆、モヤシと竹輪の和え物、アサリと小松菜の味噌汁で飲んだ。
本書に戻って気に入った言葉を幾つか記す。一人飲みと孤食は違う-Yes-。「「何かができる私」ってものに頼っているのである」-いい言葉だとちょっとグサリときた-。「スマホを取り出した途端、あなたは指先一つで世界と繋がることができる。でも、一方で、目の前のものとの繋がりはぷつりと絶えてしまう」-名言-。「一人飲みできる人って、家と会社以外にも、ちゃんと自分の居場所を持っている人です」-Yes、人はどこであろうと、車の中であろうと、トイレの中であろうと、自分の時間を過ごせる自分だけの空間を持つことは重要。このことに類似した言葉を誰かも言っていた-。「一人飲みの極意とは、まず何よりも、頼れるものなど何もないアウェイすぎる状況の中で、孤独に正面から向き合うことだ」-これもまた含蓄あるいい言葉というか自立と自律の到達点でもあろう-。
<堀元見 『読むだけでグングン頭が良くなる下ネタ大全』(新潮社、2025年)>:時間と空間が広がっていて、出典を明示しており下ネタを真摯に面白く解説している。とても楽しめる。よくぞこれだけ調べ、それぞれの事柄をうまく繋げて解説していると感心する。
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