- 「定規とコンパスだけを使って、ある円と同じ面積を持つ正方形を書きなさい」、これがπの命題。
- エジプトの大ピラミッドの底辺の一辺と高さの比率が約π/2
- π≒22/7 ・・・55年程前の中学生の時からこれは便利と知っていた。計算が早くなる。知ったのは姉が使っていた参考書のコラムからだったと朧げに記憶している。誤差を少なくすると、π≒223/71 22/7の分子に3を追加し、分母には1を追加すると覚えればよい。
ここからπの面白さというか不思議さが増してくる。
- ギリシャ語のπは16番目の文字 16=4^2
- 英語のpiのpはやはり16番目で16=4^2、 iは9番目で9=3^2、 16+9=25=5^2、16*9=144=12^2, 9/16=0.5652=0.75^2 要は二乗が絡んでいる。
- 円の面積と同じ面積の図を書くヒント:厚みが半径の半分である車輪を一回転させ、その描かれた軌跡の面積がそのはその車輪の面積に等しくなる。これはレオナルド・ダ・ビンチが見つけた。数式で書けば、πr^2=2πr*(π/2) の応用。
- π≒3.14159 3は素数、31も素数、314159も素数。 順序を逆にすると、3は素数、13も素数、951413も素数
- アルファベット(大文字)を円状に書き並べ、左右対称の形になっている文字を消していくと、残った文字はπの桁の並びと同じ数にグルーピングされる。
6 3 1 4 1 並べ替えれば31416
- πの計算が分からなくなったら、例えば、How I wish I could calculate pie. 文字の数が3-1-4-1-5-9-3 この方法に類似した文は沢山ある。
- PIEを逆さにしてみれば、314に見える。
- 片仮名で「パイ」。世の中ではポピュラーなことかもしれないが、ちょっと考えてみた。ハはイロハで3番目、イは1番目。アイウエオ順では、ハは26番目、イは2番目、そこで26/2=31
- 円周率、昔は円積率と称したらしい。それで円・周・積・率の旧字や異体字の画数を調べてみたがうまい具合にπに結びつけられることはできなかった。無理をすれば円周率も円積率も漢字の字数は3文字。
参考にしたものは主に、『[パイ]の神秘』(アーティストハウス、1999年)、『日本人と数 江戸庶民の数学』(東洋書店、1994年)。
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