2018年9月12日水曜日

無題

 急に涼しくなった。もうこれで秋に向かうのだろうか。
 早稲田vs筑波大のゲームを再度見ると矢張り前季からは大きく変化していると感じる。スクラムは大きく改善して欲しい。

 <青山透子 『日航123便墜落 遺物は真相を語る』(河出書房新社、2018年)>:1985年(昭和60年)8月12日、羽田発伊丹行日航ボーイング機123便が墜落した。公的にはボーイング社の不適切な修理が原因とされている。それは、後部圧力隔壁の破損 → 垂直尾翼と補助動力装置が破損、油圧操縦システムも全喪失 → 迷走飛行 → 墜落であって、乗員乗客合わせて524名中、520名が死亡した。単独機での史上最悪の航空事故である。(以上はWikipediaより要約。)
 事故ではなく事件と呼称する人もおり、様々な疑問・疑惑が投げかけられている。例えば、ファントム2機の追尾、赤い物体、目撃証言への解明回避、墜落場所不明報道にかかわらず自衛隊車両や機動隊車輌の集結、航空機検査長の自殺への疑問、ジェット燃料ではなくベンゼンが含まれる大量のガソリン使用の痕跡、事故調査報告書の論拠となる生データの非開示、ボイスレコーダー・フライトレコーダーの非開示、炭化している遺体、尾翼が回収されない、任意で提供された検死現場のビデオが所有者に返却されず且つその理由が不明確で文書回答も拒否されている、機長だけの制服が行方不明、等々である。
 ヒステリック、エキセントリックな陰謀説もあるが、それは無視するとしても、本書は記述内容への根拠も明らかにしており、真摯に事故(事件)に向き合っている。
 恐らく半永久的に全てが事故(事件)が透明になり可視化されることはないであろう。謎のままに放置され続けるだろう。そして、真相に少しでも関わった人は沈黙を守り続け、記憶から消し去ろうと努め、いつかこの現実から消え去っていく。

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