2020年3月7日土曜日

ウォーキング、江戸時代関連の2冊、『鬼滅の刃』

 いつものウォーキングコース、今日で再開5回目。今日は(いつもよりは少し速度を上げて)6.2km/59’。
 スマホのアプリ”私の路線“が便利。”キョリ測“ともほぼ同じ距離データが標示される。これだけでも十分であるが、まだ使用したことのないスマートウォッチに興味が出て、GPSのない安価な、多分中国製のものを駄目元、遊び半分で発注。

 <中江克己 『江戸の躾と子育て』(詳伝社新書、2007年)>:江戸時代の、誕生からお祝い、しつけ、遊び、教育、などを用語解説とともに紹介。表面的な事象解説といったところ。

 <吾峠呼世晴 『鬼滅の刃』1-8巻(集英社ジャンプコミックス、2016-2017年)>:シリーズのどれもがベストセラーになっている『鬼滅の刃』を読んで見ようと、娘の、今季中学卒業となる長男から全19巻を借り、先ずは8巻まで読んだ。

 <安藤優一郞 『大名行列の秘密』(NHK出版生活人新書、2010年)>:大名行列といえば先ずは参勤交代、次は江戸城登城。参勤交代の目的は、大きくは人質を取って謀叛が起きることを防止する政治的意図、次はそれとも繋がるが、諸藩の財力を奪うことの経済的意図。幕府の命によって諸藩は従ったというのが一般的解釈で、本書でもそのように述べられている。しかし、諸藩は将軍への忠誠を示すために率先して参覲交替に臨んだという意見もある。時の権力者へへつらい、追従し、忖度を重ねる等々は日本の伝統的組織形態だと思えば、不満はあっても表に出さず、率先して忠誠心を示した藩があっても全く不思議ではない。
 江戸城登城時の大名行列による混雑、城外で待つ藩士たち、その藩士たちを対象にした商い、多くの見物人、現代から見れば滑稽にしか見えない。逆に言えば、パクス・トクガワーナを象徴する情景であったともいえるヵ。

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