2020年11月11日水曜日

3回目の大掃除、初めてのGo To Eat、東北弁の小説

 今日(10日)も前日に続いて大掃除。エリアは自室を除く2F全て。これで残すは1F(浴室内は済み)と2Fへの階段のみ。以前より少し手を抜きはじめているのは重ねてきた年齢からであろう。今の家は建て替えてから16年経過したが、多分その年数を感じさせないほどのキレイさはあると自賛している。 
 掃除終了後、水道が流しっぱなしになっている、2ヵ所の窓が開けっぱなしで閉じられていないと家人に警告を受けたのも年齢のせいであろう、多分。 

 Go To Eatを初めて利用。前記の掃除完了後、すぐ近くのくら寿司に予約して行ったら丁度昼時のせいか、とても混んでいた。カウンター近くで待っている間は所謂「密状態」。帰宅後ポイントの獲得もできたが、スマホになれていない人は面倒くささを覚えるであろう。 
 高頻度で同じ飲食店を訪れる人にとってはこのキャンペーンは便利で有効であろうが、頻繁に利用しない人にとってはさほど便利ではあるまい。 

 <若竹千佐子 『おらおらでひとりでいぐも』(河出文庫、2020年/初刊2017年)>:東北は広いので、そこで交わされる言葉を一把からげて東北弁と括ってしまうのには抵抗がある。秋田弁にしても北と南では似て非なるところもあるし、著者の生地である遠野にしても他の東北の地とは同じではない。それは橫に措いてもこの小説は「東北弁」であるからこそ小説として成功しており、これが所謂標準語で描写されたら小難しい、さっぱり魅力のないものになってしまう。そして東北弁を解せない読者にとってはこの小説の魅力は感じ入れられないであろう。独り身になって自分と会話し、過去を振り返り、今を生きることに共感を持てた。幾つか読んだ最近の芥川賞の中では、東北弁を解せるが故に魅力ある小説と思った。

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