2020年11月1日日曜日

ラグビー、帝京に勝利

 関東大学対抗戦ラグビー、今日から上位チーム同士の試合が始まり、まずは早稲田-帝京、明治-慶応の戦い。予想では早稲田は帝京に完敗し、明治も慶応に完勝するとしていた。理由は簡単で早稲田は青学に47-21、日体大に70-5と勝利となっていたが、帝京はそれぞれ122-0、98-10と圧勝しており、どこかのラグビー記事にても対抗戦グループ優勝候補の帝京と書いてあるし、昨年の接戦だった早稲田戦に出場した15人中12人は現役である。一方、早稲田は多くの人数が入れ替わっているし、試合ごとにスタメンもリザーブもかなり変化を続けており、まだまだチーム作りの途上であると感じている。 
 だから試合をライブで見ずに、結果が分かってから録画観戦としていた。負けたならその録画も見ないで破棄することとなる。要は負けるであろう事を前提としていて、そのためにキックオフ時間も失念し、気づいたのはもう前半の終了間際であった。全日本大学駅伝の7区間目が流れていたテレビのチャンネルを変えたら12-19で、あれっ善戦していると思った。そしたらすぐに同点となり、前半終了。それでもライブで見る気持ちにはなれず、というよりやきもきしながら観戦するのは嫌なので、駅伝を眺めていた。駅伝は8区に入ってから実に楽しめる展開であった。 
 ラグビーが気になり、速報をPCで確認したら、早稲田がリードしている。暫く時間が経過して45-24を確認したときはもう確実に勝利を確信し、録画を見るのが待ち遠しくなった。でも駅伝を見続け、早稲田の5位を期待以上でも期待以下でもないと思い、最後の大学がフィニッシュするのを確認し、おもむろに早稲田ラグビーの勝利を観戦することとした。勝利を知っている早稲田ラグーを観るのは、過去の試合でもそうだが実に気持ちに余裕があってリラックスして試合を楽しめる。 
 前半ではスクラムで押し込まれることが目立ったが後半は修正されていたし、接点ではキレイに展開されることはなかった。帝京敗戦の原因はペナルティの多さにあるだろう(早稲田7に対し帝京14)。早稲田は自分たちのラグビーを着実に実践している。結果は45(7T5G)-29(5T2G)と快勝。トライは7人(FWで3T、BKで4T)とトライ・パターンの広がりがいい。 
 Man of the matchに選ばれたのは大学に入ってからラグビーを始めた小柄のFL坪郷。河瀬が今季はじめて出場した。相良は出ていない。1年の伊藤を早く見たいものである。同じく1年のFL村田はすっかりスタメンに定着したようである。 
 兎にも角にも早稲田の完敗を予想していたことはゴメンです。深謝です。 

 続いて明治-慶応戦は明治の圧勝であろうと思っていて後半の後半から見たら、スコアが12-10で拮抗した戦いで、最後の最後に慶応が明治陣で攻める。このままペナルティをせずに攻め続けてフェーズを重ねれば明治は反則をするだろうからPGで逆転出来るぞ、と慶応を応援していたら、その通りになった。入れれば勝利、外せば負けというPGを1年FBがキレイに決めて慶応の勝利。慶応は1T1G2PG、明治は2T1Gとロースコア。サンスポでは「明大、まさかの敗戦」と慶応ファンからすればむっとするような表現の記事。たしかに筑波戦を見れば、慶応は19-30で負けているし、明治は33-17で勝っている。明治が負けるはずはないと思うのは普通の予想だろう。明治の完勝(慶応の完敗)と予想していたことはゴメンである。

 全勝は早稲田だけとなった。早稲田の次戦は筑波、そして慶応、明治と続く。緊張してテレビ観戦する試合が続く。もちろん全試合の勝利を期待していて楽しみである。

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