2024年12月29日日曜日

高校ラグビー2日目

 高校ラグビー全国大会2日目、10試合が行われ、この日も全試合の勝敗予想が的中した。盛岡工業vs飯田は最後の最後まで勝敗が分からなかった。PGワンプレーを残し、飯田のSOが入れれば1点差で勝利し、外せば盛岡工業が2点差で勝つ。左からゴールポストまで20mであり、8割方はゴール成功と思われた。しかし風の影響もあったであろうが、右に外して試合終了。飯田のキッカーSOは暫くは眠れない日が続くのではなかろうか。
 ここまで1回戦は全試合の勝敗を的中させたが次からはシード校が出てくる。シード校に当たらない、1回戦を勝ち抜いたチームどうしの2回戦は予想が難しい。シード校にしても番狂わせはあるだろう。大した根拠もない予想では、シード校初戦敗退は1校のみ。
 埼玉県民だから自然と昌平高校を応援するのであるが、危なげなく勝利した。相手の開志国際のNo.8とFBは好選手であるが、チームとして彼らを活かすことができなかった。高知中央は留学生パワーで小兵が多い若狭東に勝利。二人の留学生の力強さが目立った。あと印象に残ったのは、山形中央が意外にも(失礼)いい試合をしていて、従来の山形勢から強さが出てきている感じを受けたが、これは多分に偏見と思い込みが入っているだろうと自省する。いつもながら光泉カトリックの薬師寺監督の名を見ると日体大時代の活躍を思い出す。
 福島県の聖光学院は京都工学院に0-112と大敗。個の力の差が大きすぎる。前後半とも9トライずつ取られ、平均すれば3分一寸でトライを決められたことになる。
 早稲田大学で主将であった山下昂大氏が監督を務める早稲田佐賀が佐賀工業を破って早く花園に出て欲しい。 創部3年の昨季は0-106であったが、今季は12-48なので力は付けていると思う。

2024年12月27日金曜日

ダイエット、高校ラグビー、読書雑記

 体重が1.5~2kg近く増えてそのままになっている。2021年に実行して効果の出た高野豆腐ダイエットを再開した。前回は5kigほど落ちたのだが、今回は2kg近く落とすのが目標。そして自戒しなければいけないのが深夜のちょっとしたウィスキー。

 12月に入って本を10冊以上買ってしまった。これまた自制せねばならない。

 27日にラグビー全国高校大会がスタートした。ラグビーマガジン2月号付録「第104回全校高校大会ガイド」を時折開きながら、何試合かをテレビ観戦。この日の9試合の勝敗はすべて予想通りだった。
 秋田工業の高校代表候補の3人は魅力的。どこの大学に進むのだろうか。福島の聖光学院は112点(18T)と大差を付けられて零敗。相手が京都工学院では仕様がないか。佐賀工業はもっと楽勝するかと思ったが、一時は後半リードされて勝利。どこかつめが甘い感じがした。富山第一は流経柏に(失礼ながら)順当に完敗。

 <永井義男 『江戸の性語辞典』(朝日新書、2024年)>:一通り目を通した。章立ては以下。「第1章 女と性器」、「第2章 男と性器」、「第3章 男女の関係、性技」、「第4章 性風俗」、「第5章 生具と病気」、そして辞書として重要なのは索引。
 性行為のパターンは昔も今も何も変わらず、春画も誇張された男性の陰茎を通常の大きさに修正して眺めれば、あとは何も変わらず普遍的な姿態と言える。現在も普通に使われている言葉(性語)もあり、もちろん使われていない言葉もある。春本などから個々の言葉の用例が豊富に示されている。
 帯の背に「性と言葉の豊かな歴史」とあるように、変わらない人の営みに、どう表現すればいいのだろう、穏やかな、角(かど)の取れた優しい気持ちになる。

 <背筋 『口に関するアンケート』(ポプラ社、2024年)>:高評価があるようだし、表紙が昔のカストリ本(古い!)のようだし、買ってはみたけれど、高評価の意味が分からない。ホラー系とする評価もあるのだが、それすらも理解できない。要は自分にとっては何の面白みもないつまらない小品だったということに過ぎない。

 <平山亜佐子編 『戦前先端語辞典』(左右社、2021年)>:検索する言葉を知らなければ辞書の頁を開くこともない。まして大正8(1919)年~昭和15(1940)年の時代の言葉は当時の小説や近現代史関連の書物を繙かねば知るよしもない。ということはこの辞典を開く機会は尠い。では、ということで斜め読みに近いけれど(最近このパターンが多い)、一通り目を通した。75歳になる我が身にとっては現在でも通じる言葉もあれば、ああそういえばこういう言葉も知っていると得心することもある。そして、大正から昭和初期の時代の空気を少しは味わうことができる。

2024年12月23日月曜日

ラグビー準々決勝、本2冊

 ラグビー準々決勝。前半にスクラムで苦戦した早稲田だがスコアを見れば結果は完勝。慶応はまたしても帝京に粉砕された。帝京は対抗戦で早稲田に完敗してからの立ち直りが凄い。明治は天理に3点差で辛勝。天理は反則が多すぎた(それだけ明治の圧力が強かったといえようが)。零封されるのかとも思われたが、67分からの3トライで、前半あるいは後半の早めに一つでもトライを取っておけばもっと接戦になっていたであろうに。終わった後に天理の選手の多くが涙していた。早稲田と相対した近大はゲームオーバー後に晴れやかな表情をしていたのと対照的な天理大だった。京産大vs大東文化大の試合はスコアを確認しただけでゲームを未だ観ていない。
 これで1月2日の準決勝は明治vs帝京―対抗戦とときのどう均衡した試合になるのか面白そう。早稲田vs京産大ー京産大のFWDに早稲田の力が試されるであろう。

 <塩田雄大 『変わる日本語、それでも変わらない日本語』(世界文化社、2023年)>:自分と同世代の人間が読むと随分と軽い、あまり参考にならない一冊。というのは、言葉の変化は75年間身をもって経験しているからで、この言葉遣いは変ですかと問われれば、それはおかしいよ、いやいいんじゃないと言うだけの知識は知らず知らずのうちに積み重ねている。逆に言えば、なんで言葉はそう変化したのか、おかしくなったのかとの思いもあれば、逆に、いまの若い人たちが発する言葉が理解できなくなっているということでもある。1700円も出して買う本ではなかった。NHK放送文化研究所/主任研究員が著した軽い研究書物。

 <森永卓郎 『書いてはいけない 日本経済墜落の真相』(三五館シンシャ、2024年)>:メディアでは決して触れてはいけないタブーが3つあって、それはジャニーズの性加害、財務省のカルト的財政緊縮主義、そして日航123便墜落事故だという(本書まえがき)。
 ジャニーズの件はBBC放送後に大きな問題になったのでもう一般的な知識として世の中に深く滲透している。財務省については「ザイム真理教」を読んでいるので基本的なことは知っている心算。最後の日航機墜落事件については2018年に青山透子さんの『日航123便墜落 遺物は真相を語る』を読んでいるので、本書を読んで真新しさはない。ただ、ボーイング社の過失とされた件については日本という国は何かしら米国に負債を抱え込んでいるのだろうとの想像は難くなかったので、それが本書で日本経済墜落の一因と断定していることは腑に落ちる。
 本書に書かれていることが真実とするならば(多分そうであろうが)、マスコミをマスゴミと罵倒する心理は一概に否定できない。無論、罵倒する側の全てに首肯することはない。なぜなら罵倒する側においても都合の悪いことは隠蔽しているし、虚言も交えている。
 タブーについて知っていながら沈黙をつづける人たち、隠蔽を続けることを主導する人たち、事実を知っている、あるいは関係していながら胸の内にしまい込んでいる人たち、彼等彼女等は苦しまないのであろうか。すべて「組織」という枠の中に囲まれた人たちの沈黙なのであろう。
 “「個々の人々が組織に組み込まれるとなぜに変質し、個を失くしてしまうのか、そういう組織とはどう表現すればいいのか」。その「組織」を、「人間が作り出した”自然”」と考える。人智の及ばない”自然”を個々の人々が作り出すというこの矛盾めいた構造に納得性を感じる“。・・・白石一文さんの小説を読んだときのメモを再録。

2024年12月15日日曜日

堪えられないEWIの演奏、日本語の発音のテキスト

 Norah Jonesが歌うDon't Know Whyから彼女のボーカルを除去し、EWIでメロディを重ねようと練習を重ね、一応は演奏ができるようにはなったのだけれど、録音して聴いてみると余りにも下手。リズムに乗れない、音符をスムーズに追いかけられない、バックと合わない、Jazzってこんなに難しいものか、否、そもそもNorah Jonesの歌をなぞってみようなどという行為自体が傲慢なのであろう。数週間にわたって練習しても、録音した自分のものは自身でも聴くに堪えられない。ということでこの曲の録音は諦める。時々は演奏してみて自分の技量のレベル確認をする参照課題曲とするに止める。

 <釘貫亨 『日本語の発音はどう変わってきたか』(中公新書、2023年)>:副題に「 「てふてふ」から「ちょうちょう」へ、音声史の旅」。引き込まれた。以下の羅列は全て本文からの引用、あるいは引用文を結合させたものである。
 (本書は、)古代から中世に至るまでの日本語の音声変化を、単語が長くなること、すなわち「ヒ」から「ヒカリへ「チル」カら「チラス・のように文法単位が長大化する趨勢とのかかわりで把握しようとする。
 平安時代極初期の日本語には現代語のsaのような音が存在せず、「ツア(tsa)」に近い音であった。
 大きな社会変動が言語変化を引き起こすことは、室町時代と明治時代に実例がある。
 漢字、平仮名、片仮名,ローマ字と、四種類の文字が同じ文脈の中で躍動している。これほど世界一複雑な文字体系は平安時代に始まった。
 「ん」は中世以後現れるので平安時代当時の平仮名ではない。
 奈良時代の八行音は、「パ・ピ・プ・ぺ・ポ」であったが、平安時代はp音からやや両唇の動きが退化してファ・フィ・フ・フェ・フォ」のような発音であった。
 たまに「僕は源氏を全部原文で読んだ」と言って自慢する人がいるが、書店で売られているようなテクストが果たして「原文」といえるのかどうか、国文学者に聞きたいくらいである。
 母にはニたびあひたれども父には一度もあはず(『後奈良院御撰何曽』1516年)。 これの答えが「くちびる」なのである。これは、当時「母(はは)とを発音するためには、「ファファ」と唇を二度合わせて発音するのに対して、「父(ちち)」は、「ティティ」あるいは「チチ」と発音するので、唇を一度も合わせない。「羽柴秀吉」の発音は、「ファシバフィデヨシ」だったのである。
 鎌倉時代以前の仮名の用法によれば、「藤」は「ふぢ」、「富士」は「ふじ」で区別された。「じ/ぢ」「ず/づ」の仮名遣いを「四つ仮名」という。
 辻知事が地図を見る。寿司屋が煤まみれで獅子奮迅の働きをした。父が土だらけの手で筒を持った。ズーズー弁。
 蝶:てふ、tefu→teu→tyoo
 日本漢字音の重層性:銀行員の行雄は、修行のために諸国行脚を行なった。小学二年生のニ郎は学級でニ人目のリレー選手だ。今年の元日は日曜日だった。稚児行列をした太郎は、児童会の役員で家は小児科医院だ。大介は大切な貯金をおろして大きな買い物をした。
 西洋人は中国人の発する「日本/ジープン」に近い音をJapan、Japonのように聞いたのである。現代中国語の「日本」は、さらに変化して「リーベン」のように聞こえる。
 もともとの日本語には存在せず、漢字によってもたらされた音声には拗音もある。
 「キャ」「キュ」「キョ」のように、「ヤ」「ユ」「ヨ」を小書きするのは明治以後の習慣である。拗音表記は、明治以後、西洋語系外来語の音訳の受け皿となる。
 「五十音図」とは、契沖の命名。
 明治政府が歴史的仮名遣いを採用した理由は、契沖と宣長以外に語の綴り方に関する学問的基盤がなかったからである。

2024年12月12日木曜日

12月の雑誌、本2冊

 12月になると必ず購入する雑誌が2冊。1冊目は『このミステリーがすごい!』で、恐らく刊行初年から37年間欠かしたことはない筈。海外ミステリーは読んでいないので以下国内版のみについて記す。
 初年度から3年間の1位の書名を見ると懐かしくなるi.e.,『伝説なき地』『私が殺した少女』『新宿鮫』。ミステリーを読むことが少なくなりー今年はそもそも読書数が少ないが-、今年はベスト20位内では2冊しか読んでいないし、ベスト47位まで広げても5冊だけである。総勢71名による全アンケート(「マイベスト6」)を確認しても冊数は増えない。また、今年度のベスト47全冊の書名や作者名、小説内に登場する主人公の名前や解説を読むと、買ってみようと思う気があまり起きない。現在のミステリーの時代潮流について行けなくなったようである。

 もう1冊は『ラグビーマガジン』2月号。毎年12月20日過ぎに発売される。全国高校ラグビー大会に登場する高校、選手、高校日本代表候補、地方予選の経過等々、大学ラグビーへの繋がりを意識しながら目を通し、花園での試合を観戦するのが楽しみである。

 <沖森卓也 『日本語全史』(ちくま新書、2017年)>: 
 章立ては下記;
  古代前期ー奈良時代まで/古代後期ー平安時代/中世前期ー院政鎌倉時代/中世後期
    ー室町時代/近世ー江戸時代/近代ー明治以降
 各章毎の節は以下;
  総説/文字表記/音韻/語彙/文法
 文字の通史を分かりやすくアカデミックに解説し、文字の物語を読むようで面白いし楽しめた。文法に関しては苦手意識があり、どうしても関心が浅く、また、古代期においては流し読みになってしまう箇所も少なくない。文字、特に口語は人々の生活に直結するので学術的な描写であっても活き活きとした時代の空気を感じる気分にもなった。巻末の索引が充実しているので日本語歴史の辞書にもなる。

 <石村友見 『Life is Welness』(サンマーク出版、2024年)>:ハーバード大学でWellnesの講座をもっている研究者の著作を石村友見さんが翻訳した啓蒙本かと早とちりして購入。石村さんはゼロトレを提唱した人であると知ったのは本が届いて表紙を開いたときだった。でも、よくあるトレーニング成功エピソードを安易にちりばめた健康ビジネス書とは一線を画する。あまり参考とにはならなかったが、気になった幾つかのキーワードを記す;
 ロミオとジュリエット効果、バーナム効果、
 Unwelcome Loop:
  なりたくない→やりたくない→続かない→自己嫌悪→なりたくない・・・
 Welcome Loop:なりたい→やりたい→続く→幸せの鐘が鳴る→なりたい・・・・
 Wellness Triangle:三角形の頂点が、Body・Connection
 Mind Whole food:加工が最小限で栄養価が高く、自然の状態に近い食品
 現状維持バイアス、確証バイアスの存在認知
 Doing、HavingではなくBeing
 つながりの4タイプ、各象限に該当する人を記す
      Being 
     安心  ↑  成長 
   ―――┼――→ Grow
     邪悪 | 緊張
 fight-or-flight response(闘争・逃走反応)
 I never lose, I either win or learn. (Nelson Rolihlahla Mandela)

2024年12月8日日曜日

エコー検査、コロナワクチン接種、体重増加、小説

 心臓のエコー検査とコロナワクチン接種。心臓には大動脈狭窄症という恐ろしげな名前が付く疾患があるが、ごく軽度のもので、且つ昨年9月より悪化は全く見られないので現在の状態を維持しましょうとのこと。来年4月から5月頃にはまた紹介状を書いてもらって市立医療センターで定期的な精密検査を受ける予定。
 コロナワクチンは2021年7月5日に第1回目を接種して今日(12/6)で通算8回目。1ヶ月前にはインフルエンザのワクチンを打っている。ワクチンを接種しなくともよいワクチンというものの出現はないだろうか(!?)。

 最近体重が増えている。原因は運動量に比して食事量の多さ、そして一番の原因は飲酒であろう。特に深夜に本を読みながら飲むウィスキーは、少量ではあるが大きく影響している気がする。やめようとは思うが、0時をまわっての深更、音楽を流しながらグラスを傾けて本を読む誘惑に克つにはこの惰弱な精神ではなかなか難しい、・・・と思うこと自体が情けないヵ。
 
 <赤神諒 『佐渡絢爛』(徳間書店、2024年)>:佐渡と言えば金山、廃れていた鉱山を立て直し、ひいては再びの隆盛を図らんとする若き振矩師と、立て直しに辣腕をふるう広間役と奉行。そこに怪事件が続く。事件の謎を解き明かす中に親や師匠や遊女屋の女将などの人間模様が錯綜する。
 鉱山と言うことで関心の度合いは強かったのだが、型にはまった人物設定と彼等彼女らの言動、ハッピーエンドとなる予定調和的な物語の閉じ方は陳腐で大きな不満が残った。一言で言えば、パズル構成は上手いと思うがそのパズルへの色の塗り方が何とも安易である。

2024年12月1日日曜日

早慶戦、腰痛、早明戦

 ラグビー早慶戦、45-7くらいの予想を立てた。実際の結果は57(8T7G1PG)-3(1PG)と完勝。栗田は筑波戦での故障だろう出場なしで米倉が右LOでフル出場。宮尾が後半に出てきたが10数分で交替した。足を痛めたようで気になる。左足にテープをバインディングしている古傷(十字靱帯断裂)を悪化したのではなければ良いが。宮尾に代わって誰がSHのポジションに着くのかと思ったが、黒川だった。帝京戦ではCTBに入り、筑波戦ではSOに代わっていた。BKならばどのポジションでもこなすのかもしれない。
 何はともあれ慶応はノートライでいいところなし。

 19日朝からのいきなりの腰痛が1週間近くかけて正常状態に戻った。23日に整形外科に行こうと思っていたがこの日は勤労感謝の日であることを失念していた。勤労していないし、毎日が休日のようなものだから祝日の失念は致し方ないか。
 結局月曜には痛みがほぼなくなっていたので病院に行かずで済んだ。なぜ急に腰痛となったのか全く思い当たることがない。以降椅子に座ってPCを操作しておるときの姿勢に注意している。

 100回目のラグビー早明戦。胃が痛くなるような、緊張感が跡切れることのない好試合、といいたいが前半は早稲田のペナルティが多すぎる。そのペナルティを起点としてトライを重ねられる。服部のナイスキックはあれども後半の後半、2回続けたミスキックでは負けに繋がるかとも思ったほどに重いミスだった(自陣からのペナルティキックがノータッチ、もう一つは自陣5mからのキックオフがまさかのダイレクトタッチ)。
 最後はロスタイムの時間もなくなる場面で明治がフェーズを重ね、左に展開してよもや逆転のトライかと思うほどだったが田中健想が明治をタッチライン外に押し出して(引きずり出して)ノーサイド。27(4T2G1PG)-24(4T2G)と1PGの僅差で17年振りの対抗戦全勝優勝をものにした。佐藤健次主将が涙を流していた。
 矢崎の動きは素晴らしいし、服部の存在は大きい。後半に宮尾が出てきたのにはホットしたが、栗田が登場せず、怪我の具合が気になる。大学選手権には間に合って欲しい。
 対抗戦順位は早稲田>帝京>明治>慶応>青学となり、大学選手権組み合わせ上、対抗戦1位は有利に働く。明治vs帝京のどちらかが決勝に進むであろう。