2024年12月8日日曜日

エコー検査、コロナワクチン接種、体重増加、小説

 心臓のエコー検査とコロナワクチン接種。心臓には大動脈狭窄症という恐ろしげな名前が付く疾患があるが、ごく軽度のもので、且つ昨年9月より悪化は全く見られないので現在の状態を維持しましょうとのこと。来年4月から5月頃にはまた紹介状を書いてもらって市立医療センターで定期的な精密検査を受ける予定。
 コロナワクチンは2021年7月5日に第1回目を接種して今日(12/6)で通算8回目。1ヶ月前にはインフルエンザのワクチンを打っている。ワクチンを接種しなくともよいワクチンというものの出現はないだろうか(!?)。

 最近体重が増えている。原因は運動量に比して食事量の多さ、そして一番の原因は飲酒であろう。特に深夜に本を読みながら飲むウィスキーは、少量ではあるが大きく影響している気がする。やめようとは思うが、0時をまわっての深更、音楽を流しながらグラスを傾けて本を読む誘惑に克つにはこの惰弱な精神ではなかなか難しい、・・・と思うこと自体が情けないヵ。
 
 <赤神諒 『佐渡絢爛』(徳間書店、2024年)>:佐渡と言えば金山、廃れていた鉱山を立て直し、ひいては再びの隆盛を図らんとする若き振矩師と、立て直しに辣腕をふるう広間役と奉行。そこに怪事件が続く。事件の謎を解き明かす中に親や師匠や遊女屋の女将などの人間模様が錯綜する。
 鉱山と言うことで関心の度合いは強かったのだが、型にはまった人物設定と彼等彼女らの言動、ハッピーエンドとなる予定調和的な物語の閉じ方は陳腐で大きな不満が残った。一言で言えば、パズル構成は上手いと思うがそのパズルへの色の塗り方が何とも安易である。

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