2016年1月8日金曜日

高校ラグビー

 東西対抗と準決勝の3試合をテレビ観戦した。
 先ずは東西対抗。新鮮だったのはレフェリーが女性の川崎桜子さんで、白いウェアとハイトーンの声、長い髪と選手に話しかけるときの笑顔が印象的だった。東軍LOは岐阜聾学校の岸野楓選手で早稲田への進学が決まっており、「体育会ラグビー部入部を希望している」との解説があった。サイズや動きからはFLに向いている気がした。もし早稲田ラグビーに入部したならば注視し応援していきたい。

 準決勝第1試合は東海大仰星vs東福岡。前半は東福岡にミスが続き、19-3と仰星が強さを発揮したが、後半になると東福岡は前半とは打って変わって見違えるような動きとなり、22-24ともう一歩のところまで挽回し、最後は相手ゴール近くで攻撃のフェーズを重ねたがラックでボールを奪われてタッチに蹴られて終了。見応えのある好試合。選手のサイズも大きく高校ラグビーとは思えないほどだった。

 もう一試合は桐蔭vs石見智翠館。桐蔭には早稲田進学を決めている齋藤直人と柴田徹がいるためこの日一番楽しみにしていた試合だった。気が早いが、斎藤は将来の早稲田主将にもなる存在感があった。4月以降の早稲田ラグビーが非常に楽しみに待たれる。試合は桐蔭が46-31で勝ち、決勝は2年前と同じ対戦で自分の予想通りとなる。前回は負けているが今年はどうなるであろうか。桐蔭に肩入れしているが、気になるのはデフェンスの甘さ。特に左側がオープンサイドとなったときは大きくゲインされている。仰星はFWDも強く、オープンと絡められて攻撃されると桐蔭は苦しくなるであろう。よって接点での攻防の出来が特に大事になると思っている。
 斎藤のパフォーマンスは素晴らしい。注目されるSHであることが試合を見ていてよく理解できる。キャプテンシーも素晴らしいらしい。

 準決勝の解説の一人は藤田であり、選手の動きへの指摘が具体的で、分かりやすかった。村上さん(第1試合)、藤島さん(第2試合)よりも多く解説していた印象がある。因に解説者のなかでは藤島大さんが最も好きである。あまり上手くないなと思うのはKさん。

 大学ラグビー決勝の放送は見る気持ちはないが、11日の高校ラグビー決勝はとても楽しみである。