2019年11月22日金曜日

直近の2週間

 ここ2週間の経過を備忘録的に記しておく。

 8日に成田を発って、総勢6名でホーチミンへ向かう。4年前の6月に次いでベトナムは2回目。ハノイの時ほどには高温ではないが蒸していることには変わりない。機中で新書を一冊読了。翌9日はホーチミン市内観光。何もかもが雑然とこぢんまりとしている感がある。この日の昼食で既に春巻きとフォーに倦きてくる。物価の安さに驚くが、それだけ人々の収入も低いということにほかならない。10日はカンザー国立公園にてマングローブ林観光。展望台から眺める景観は壮観であるが、かつては米軍の攻撃によって裸同然に枯れていた。その記録写真を見ると複雑な思いがする。サイゴン川のディナークルーズ、料理は横に措いて夜景は奇麗であった。
 ホテルに帰ってから早稲田vs帝京の結果を確認。辛勝ではあるが早稲田が9年ぶりに帝京に勝利。ベッドの上で小さくガッツポーズ。帰国後に早く録画を見たくなる。
 11日はクチの観光。生憎の雨ではあるが然程強い雨ではなく助かる。地下道は狭く、南ベトナム解放民族戦線、よくぞ戦えり、という思いもある。20代と思しきベトナムのガイドの男性が「ベトコン」と口に出していたことに違和感を覚えた。「ベトコン」って、自由主義陣営からみた蔑称だと思っていたが、いまはそんなことではなくなったのか。あるいは誤解だったのか。昼食兼夕食で日本のチェーン店である寿司店にはいる。美味この上なし。30歳の長身の店員さんが素敵だった。もう一度写真を見るとやはりカワイイ。今後どのような人生を刻んでいくのであろうか。12日帰国。

 12日、夜より体調がおかしい。風邪を引いたようだ。この日より殆ど寝込んでしまう。病院に行こうと動けるようになったのが15日になってから。車に乗るのを避ける。連れ合いはタクシーを呼ぼうとするも外で拾えばいいやと家を出る。しかし、タクシー数台には無視され、結局ふらふら歩きながら市立医療センターまで歩く。歩くのがこんなに辛いとは予想していなかった。春の人間ドックの結果も持っていき、風邪薬と他の治療薬を処方してもらい、タクシーで帰宅。この日も早めにベッドに入る。
 16日、今度は連れ合いも風邪で寝込んでしまう。動かずに食事も細くなり、ホーチミンに行く前より2kg体重が減っている。喜ばしいことではあるが、風邪がなかなか治らない。『朗読者』を読了。傑作。ついつい映画の『愛を読むひと』を発注。
 17日、二人とも風邪であることは変化なく、連れ合いはほぼベッドに横になっている。自分はといえば何もする気力がなく、録画してある映画三昧。好きな笛木優子さん(当時は夕子)『新・雪国』を観るも、駄作も駄作。笛木さんの演技も良くなければ、映画の構成もひどいし、ストーリーそのものも最低のレベル。よくぞこんなできの悪い映画を公開したものではある。
 18日、高校同窓会の新年会案内を発信。よくなったと思った咳の状態が前日より悪化。久しぶりにTSUTAYAに雑誌を買いに行く。ミステリーを衝動買い。
 19・20日と録画を見たり、衝動買いしたミステリーを読んだりでその日が終わる。何日になったら体調が回復するのだろう。
 21日、久しぶりにちょいと歩数を重ねる。駅前の銀行までの往復。疲れはしないから少しは動いた方がいいのかもしれない。帰国した日の夕方にビール500cc飲んだ以降、アルコールを全く飲んでいない。今年になって2番目の長期断酒。

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