2019年11月5日火曜日

ラグビー、筑波と慶応の敗戦

 RWCが閉幕し大学ラグビーが再開。

 帝京が最後の最後にスクラムからサインプレイを華麗に展開し、14番が同点トライ。筑波は帝京の左から右へのパス展開に追いつけずに14番をフリーにしてしまった。コンバージョンで逆転しノーサイド(24-22)。筑波がもうちょっとスクラムで圧力をかけられれば、と思うと全く惜しい敗戦であった。
 同時刻に試合をしていた慶応vs日体大。慶応が前半35分ほどまで17-0までリードし、後半になっても一時は27-12まで差を広げ、残り5分ほどまでは27-18。まさか慶応が負けるとは思いもしなかった。しかし残り5分ほどの間に日体大の2T1Gで逆転され27-30で敗戦し2敗目となった。慶応は筑波戦でも最後の最後に逆転されてノーサイド、今回も逆転されてコンバージョン・キックでノーサイド。今回は相手陣内10m付近からフェーズを重ねられての逆転トライ。ありきたりの言葉で言えば、慶応は勝利に向かっているときに詰めが甘い、集中力がなくなる、だからディフェンスが甘くなる、といったところであろう。慶応初の留学生の効果もなかったのか。試合全般を通して両校とも雑な攻防と感じた。
 筑波(現在1勝3敗)の残り試合の対戦相手は青学・日体・成蹊で、一方慶応(現在2勝2敗)は帝京・早稲田・明治。慶応の大学選手権出場はまずあり得ないと思う。栗原HCの来季継続はあるのかな。

 一方、我が早稲田は成蹊大相手に120(18T15G)-0。久しぶりの100点超えは措いて零封が嬉しい。トライを決められそうになったのは1回のみで、それもインゴールでの防禦であったがグラウンディングさせずに凌いだ。SH小西、FB松下、吉村(左CTBと交替)のプレイを初めて観たが、時間が短く吉村の動きはよく確認できない。Man Of the Matchは6番の1年相良。梅津がFBに入り、久しぶりに動く姿を追いかけた。同じく東北出身の三浦はメンバーから外れた。SH斎藤、SO岸岡はうまい。桑山の故障は大したことがなければいいが。成蹊大キックオフのキャッチングがうまくいっておらず課題。

 法政は、残っている対戦が東海・大東文化・流経で大学選手権出場の可能性は殆どない。

 RWC、南アの優勝で閉幕。イングランドとの決勝は終始南アのペースで、南アのFWの強さがイングランドを圧倒した。プレース・キックの精度の高さ、FWの強さの重要性がまざまざと見せつけられた。決勝を見る限り日本はイングランドとも互角に戦えるであろうと思う。

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