2017年4月4日火曜日

雑記

 YC&ACセブンズで早稲田が優勝。1981年、83年以来の34年ぶり。この時季、ましてセブンズということで今までは負けてもあまり気にせずにいたが、やはり「優勝」の響きは心地よい。参加したメンバーには岸岡・斎藤・佐藤・中野・横山・梅津・桑山(兄)・吉岡・フリンなど。過去にはAメンバーが出ることは少なかったと思っているので、意外に感じた。昨季大学選手権で同志社に完敗し、今季へのトレーニングはいつもより早めにできているのかもしれない。
 8日には入部式があり、近々新人の全容が判るであろう。一般入試、附属・系属からの新人部員を早く知りたい。

 「文章力を自分の欲望の発散のために使うのではなく、エゴやナルシシズムを削ぎ落とすために使っている人。それが僕の思う『文章の上手い人』です」(朝日新聞、2017年4月2日朝刊)という星野源の言葉が印象に残る。くも膜下出血の断続的な療養でほとんど人と会わずにいて、「自分と向き合わざるをえない時間を長く過ごし、エゴを感じることに飽き飽きしてしまった」ことから来ているようであるが、逆に言えば、エゴやナルシシズムを削ぎ落とすためには自分と向き合うことを厭になるほど繰り返さねばならないと思える。
 また、北山修の言葉として「世界はどんどんどんどん第三者を意識した会話になっていっている」が「折々のことば」(同3日)で紹介され、鷲田清一は「今は『自己』理解の過程がすぐに『みんな』という外からの視線に晒されてしまうと危ぶむ」と解説している。まったくそう思う。「誰誰さんが(も)・・・」、「みんなも(が)・・・」、という理屈づけが多いし、他人の評価を気にしすぎる。
 個々の人の考えや思いはバラバラである筈なのにすぐに色を付けて分けたがる世間(マスメディアも含む)の風潮に嫌気がさす。
 昨夜、某テレビ局のニュース番組を見ていたら画面の下にツイート文が流れる。他の番組でも見ることがあるが、あのツイートを流す意味が全く理解できない。不快である。チャンネルを変えたら芸人がぺちゃくちゃやっている。結局、テレビの電源を切った。

 子どもたちからの誕生日のプレゼントを早めに頂戴した。昨年は燻製を作るスモーカーをお願いし、チップも揃えたのであるが、雨が降ってきたとか、暑いから涼しくなってからとか、寒いから暖かくなってからとか言っていたら何もせず1年が過ぎてしまった。近いうちには絶対に自製の燻製で酒を飲もう。

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