2017年4月3日月曜日

3日間ひとり、CD

 今日(4/3)から3日間独りになった。家人が娘および娘の子ども二人とともに2泊3日で遊びに出掛けた。小学校が春休みのときはどこかに泊まりがけで出掛けることは恒例になっており、今年は横浜(関内)・八景島に宿泊して孫たちに遊んでもらう。娘が運転する車で朝9時に出掛けた。今頃は娘の長男・長女はホテルではしゃいで遊びまくっているはず。

 オレはというとCDを流して本を読んだり、この文章を書いたりしている。ここんとこ続けてCDを購入したのでそれを聞いている。2ヶ月前ほどに発注したタカーチ四重奏団のベートーベン弦楽四重奏曲全集が1週間程前にやっと届き、徐々に聞いている。ABQのCDも持っているのだが、特別価格の全集という誘惑に負けて購入してしまった。

 先月中半には、10数年ぶりにアイルランドのショップにMary MacNamara2枚とTommy Peoples1枚を発注し、それも数日前に届いた。コンサルティーナ奏者の前者のCDは4枚目、フィドラーの後者は2枚目。好きなのはMary Custyなのだが(全部持っている)、新作がない。
 アイルランド/エニスのミュージックショップから購入するのは6回目である。メッセージが記されたカードが同封されてきており、描かれているショップの外観の絵が異なっていた。書いてある文字はアルファベットに違いないのだが余りにも癖がありすぎてまだ判読できないでいる。短文なのだが、読めない文字がある。英語に堪能ならば推察もできるのであろうが、オレの英語力では無理があるみたい。小文字のdやlは激しくデフォルメされているし、u・w・m.・n(多分)はなかなか区別ができない。
 アイルランドの音楽はある本からの影響で西クレア地方を中心にして聴いている。同じようなダンス音楽でもなぜかほっとする。それに日常生活に染みこんだコンサルティーナやフィドル、その他の楽器が奏でる素樸な響きがいい。

 1年ほど前にテレビで映画「最強のふたり」を観たとき、流れる音楽が素敵でLudovico Einaudiの「una mattina」を購入し、静かに奏でられるピアノ曲に魅せられた。あとで知ったが、この作曲家/ピアニストのファンになるのはその映画の影響が極めて大きいらしい。
 読書の時や、PCに向かうときにBGMとして何度も流している。来日して今月に演奏会があることを遇々ネットで知り、またまた新たなCDが欲しくなり、3セットを発注した。到着後、通しで流していてとても素敵である。ヒーリング音楽、ミニマル・ミュージック、あるいは現代のサティとも称されているらしいが、繰り返される静かさ、清澄な空気感がたまらない。
 ミニマル・ミュージックが好きなのを再認識した。Steve Reich(未聴の「Tehillim」が欲しい)、Terry Riley(「サロメ」は長い)、Philip Glass(聴いても分からないといってヨーヨー・マ好きのN女史からCDをもらった)、Nyman(随分ご無沙汰してる)、John Adams(「Shaker Loops」で嵌まった)、等々。

 こうやって書いていると、ベートーベン、アイルランド音楽、ミニマル・ミュージックと随分とバラバラなジャンルである。まあ、聴いて魅せられれば、楽しければそれで良し。

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