2017年7月14日金曜日

またも奥会津行を諦める

 7月下旬に奥会津金山町と会津若松を訪れる予定でいた。目的は金山町滝沢の甌穴群を眺め、大塩の宇奈多理神社境内に入り、あわよくば行けるものならば田代鉱山跡の地から横田鉱山跡を眺望すること。また土倉から田代地区に足を踏み入れることができるのかも確認したい。そして三つの記念碑を写真に撮り、明治期の田代鉱山があった沢の出口に立ち、はたまた住んでいた頃は気にもとめなかった中丸城跡に思いを馳せ、何度も訪れている横田鉱山跡に再び立って過ぎた時に思いを巡らす。そんな事を予定していた。
 横田周辺を離れれば、林道本名室谷線(会越街道)を走り新潟県阿賀町に抜けようと思っていた。この林道、2年前の4月にはまだ雪があって通行不可、昨年は橋が陥落したために諦めた。そして今年はと金山町のHPを見たら土砂崩れで通行止めとあり復旧も未定となっている。もう諦めた。行くものとして宿泊をどこにしようか、一泊は若松のいつものホテルに予約してKYと飲もう、もう一泊は玉梨温泉にでも泊まって静かに酒を飲もうか、なんて思っていたがすべてやめた。

 交通状況を確認していたら偶然に「只見線のうた」なる曲を知った。六角精児バンドの演奏で今年になって発売されている。DLで購入すれば300円以下だが、送料も含めてその5倍以上を支払ってCDを購入した。12日に只見町から届いた。
 現在只見線は小出から只見までしか通っておらず、只見から会津川口までは不通であり恐らく今後も復旧することはなかろう。海老名に勤務していた頃、入広瀬出身の良子ちゃん(だったかな)というパート勤務の人柄のよい女性がいた。そんなことを思い出したら、小出から只見までディーゼルに乗って、只見から会津川口までは代行バスに乗り、会津川口から会津若松までは再び只見線に乗って・・・・、何もしないでただ風景を見ながら、というのも(時間の組み立てが難しいが)楽しそう。

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