2017年10月15日日曜日

13日とラグビー観戦

 10月13日(金)の朝、今日は何の日か分かるかと家人に謎かけをし、今日は何日だっけ、13日の金曜日か、と返され、少し間を置いてからああそうかと続いた。年齢を重ね、毎日が日曜日だと日にちの感覚もなくなってくる。自分にとってもスマホのアラームがなってこの日が何なのか思い出したようなもんである。43年前の我々はもちろん20代のど真ん中で、多分まだ初々しかったはずで、70歳に手が届く今の年齢の自分を想像すらしなかった。

 14日、今季初めての秩父宮でラグビー観戦。早稲田vs筑波で、既に慶応・明治に負けている筑波に対して早稲田はどう戦えるのか、スコアはどうなるのか。大事な一戦であったが、スコアから言えば33-10とまあまあと言うところである。
 雨だったせいか双方ともキックを多用し、スコアが動かない。最初のトライは16分過ぎの筑波で、早稲田はその約4分後に斎藤の大きなゲインから左WTB佐々木のトライで追いつき、前半は14(2T2G)-5とロースコア。後半に入って修正されたのか、キックオフ後に何度かフェーズを繰り返してノーホイッスル・トライ。筑波に1トライ返されたものの後半は3T2Gで最終的には33(5T4G)-10と勝利。観客席から観ただけの感想であるが、早稲田はスクラムとラインアウトの課題が大きい。スクラムでは筑波に右に回されるし(1年3番の久保が狙われている?)、ラインアウトはかなり精度が低い。獲得率は5割ほどであろう。それに雨のせいもあろうがハンドリングミスが少なくない。そしてペナルティを繰り返す。6回ほどの中でハイタックルが2回、コラプシング(スクラムとモールで)が2-3回ほどあったのでなかろうか。あとはラインオフサイドとノットリリースもあった。ディフェンスでは早いタックルが目に付いた。筑波が前にあまり出てこないのかもしれないが、タックルの早さに両校の差があった。斎藤は相変わらずいい動きをしているし、タッチライン際からのプレースキックも決めていた。弱さはやはりFWD陣で、特にセットプレーの安定が求められる。後半の後半にメンバーが交代してスクラムは安定したが、これは筑波の疲労なのか早稲田がよくなったのか分からない。筑波はこれで3敗。対抗戦グループからの出場枠は4なので大学選手権出場はまずなくなったと思っていいだろう。筑波は弱くなった。ディフェンスもオフェンスも何か緩い感じがする。オープン攻撃も右からだけでバリエーションがなくワンパターンの印象がある。
 この日は雨模様で、座った席はバックスタンドのセンターライン延長線上の一番上。傘を広げても迷惑にならないことを思ってのことだが、結局はポンチョですっぽりと全身を覆ったままでいた。このIKEYAで買ったポンチョはいい。
 写真は試合開始のキックオフで黒木が高く上がったボールをキャッチしようとしているところ。観客は少ない。下は後半開始前で、傘が開いている。相変わらず観客は少なく、早稲田の試合が終わったらもっと少なくなった。帰途につき、横目で次の試合の準備をする帝京陣を見たが、彼らの体の大きさは抜きん出ている。



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