2018年1月4日木曜日

正月も3日経過

 2018年になり、あと3ヶ月と少しで60代最後の69歳となってしまう。この年齢になる自分をきちんと想像していなかったものだから、気持ちだけはまだ若いつもりでいる。だって、自分のことは横に措いて、概して年寄は好きじゃないし、年齢を重ねた芸能人をみては彼(彼女)は年を取ったなと簡単に口に出す。かといって20代30代の若い人の言動は軽く見えるし、・・・結局は自分が年を取ったことの自覚が不足しているのか、唯単に認めたくないのかも知れない。

 殆ど外に出ずにリビングで座りっぱなし。日本酒は年を越さないで空にしてしまったからビールと焼酎。伊佐小町なる芋焼酎は柑橘系や軽やかな味が楽しめる面白い焼酎で、芋焼酎のイメージとは離れている。

 高校ラグビー、例年通り『ラグビーマガジン』付録の「全国高校大会ガイド」を片手に楽しんでいる。スポーツ推薦で来春に早稲田に入る4選手をマークしてそのプレーを追いかけたりする。また、花園が終わっても、来期新たに入部する選手が確定すると、花園出場の有無やプロフィールを確認する。だから暫くはこの冊子を捨てない。

 箱根駅伝。早稲田の往路3位、総合3位は立派。昨日のゴールの際は涙腺が緩くなった。青学・東海・神奈川の3強が言われた中での3位はスゴイと思う。青学は区間賞や区間新を出す選手が大勢いるし、ずば抜けており、東洋は安定している。順天堂や神奈川大が優勝に絡むどころか低い順位になるとは想ってもいなかった。
 当所、早稲田はシード権獲得でいいと思っていたほどだったので3位は嬉しい。もう一つの卒業大学である法政の6位も少しは嬉しい。
 青学の原監督が早稲田の大学院に入学していたことを初めて知った。へぇ~って感じ。

 娘の長男(中一)は漢字を覚えるのが苦手で、そのためにあまり勉強せず、テストでは得点を捨てていると娘が言っていた。彼は理屈っぽいところがあり、数学の点数はかなりいいので、漢字は理屈を覚えれば大丈夫、漢字は組み合わせ技術だと言って二学期期末試験では2時間ほど勉強を手助けした。教材を作って渡し、それをパソコンでテレビに映し出し、娘も同席させて漢字の面白さを教えたら、なんと中間テストでは全滅近かった漢字が、期末では1個間違っただけという。面白くなって自分でも積極的に勉強したらしい。学校の教師にも、どうしたんだ勉強したのかと言われたらしい。
 短時間の教え方で漢字への苦手意識がなくなったので、これに娘が味を占めて今度は冬休みの宿題や三学期のテストでもヨロシクねと求めてきた。まずは冬休みの宿題になっている範囲を教えてもらい、教材を作る。それに2日かかった。専念するわけでなくテレビを見ながら、時には酒の入ったグラスを口に運びながら作るのだが、正直なところ自分の勉強になる。手許には『漢字源』、『字通』、『新明解国語事典』、『部首ときあかし辞典』、『正しく書く読む小中学辞典』、それにPCを開いておいて、地道に教材を作る。漢字でこれだけ辞書を引きまくったことは過去にない。面白いし、いまになって知ることも沢山あって楽しめる。自室でやるときはたまに『大辞林』や、横道にそれて『語源辞典』を開くこともある。

 大学ラグビー、選手権の決勝は順当(?)に帝京-明治。東海はまたもや帝京に勝てない。早稲田のいない準決勝はこれで4年続いている。スコアを見れば東海に完敗しているし、いつになったら早稲田は年越しが出来るのだろうか。
 3回戦からの12大学を見ると、外人勢のいないチームは早慶明・法政・立命館の5校だけ。海外にリクルートするコネクションを持っているのであろうが、何か釈然としない。外人パワーでチーム内での育成強化という点を強調する向きもあるようだが、要は勝利の近道を求めているのだろうと感じる。ラグビーに限らないが、高校ラグビーでもその傾向はある。社会人ラグビーやクラブチーム、国際的チームでは何の疑問も覚えないのであるが、高校・大学では何だろう、上手く言えないが、要は釈然としない。外国からリクルートされた高校ラガー(ランナー)が自己推薦や一般入試で早稲田に進学したいという人はいないのかな。

 高校ラグビーが終わるとスポーツ関連のテレビ放送は見なくなり、早稲田ラグビーへの自己推薦合格者を待つことになる。一般入試も早く知りたいのであるが、4月を待つしかない。

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