2020年4月24日金曜日

電話再診、歴史学の本

 初めての電話再診-処方箋の発行。1km弱の近くにあるとはいっても今は総合病院の中には入りたくないので電話で済ませた。電話が混んでいると事前に教えて貰っていたが2回目で通じて、診療科に回され、医師がすぐに出てくれ、終わるまでには5分も要しなかった。午後になって薬局に行くとすでに薬は準備されており、ここでも短時間で済んだ。次の再診の7月でも電話で済ませればと思う。

 <成田龍一 『近現代日本史と歴史学』(中公新書、2013年)>:副題は「書き換えられてきた過去」。本書は、「戦後直後からの歴史学を第一期、続く1960年代からの高度成長期の歴史学を第二期、そしてその後、現在にいたるまでの歴史学を第三期として、それぞれの時期の歴史学の特徴と、それが提出する歴史像」(“あとがき”から引用)を紹介し、比較的入手しやすい多数の参考文献があげられている。広い範囲を駈け足で走るがために、全体を掴もうとすると疲弊する。結局のところ、今現在の自分に問いかけながら、関心ある歴史分野の対象を絞って参考文献に眼を通し、自分なりの歴史解釈をしながら今の世を見つめ、そこに向けての感性や想像力を築いていくしかない。

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