高校ラグビー全国大会、2回戦の勝敗予想の的中は14/16。シード校の目黒学院が勝つと思ったがノーシードの報徳に弊れた。ノーシード校どうしの関商工が東海大静岡翔洋に勝ったのも外れた。
1日のベスト16の的中率は6/8。ノーシードの京都工学院はシード校の國學院栃木に勝つと思ったが、甘かった。完敗。また、國學院久我山が大分東明に敗れたのも予想外。12-41と意外な点差であった。高校ラグビーは概して西が東より強いのは変わらない。
<霜月流 『遊郭島心中譚』(講談社、2024年)>:2024年江戸川乱歩賞受賞作(『フェイク・マッスル』と同時受賞)。
横浜、遊郭、万延元(1860)年と文久3(1863)年、英国海軍将校、心中箱、信実愛、・・・舞台構想、ストーリー展開、人物設定、殺人動機、外人との愛、最終の本格的ミステリー展開、等々ユニークであり、力作ではあるが、入り込めなかった。鏡と伊佐との人生交錯がどう展開するのかと待ちながらページを捲ったが、鏡の影が薄くなり殺されていたとの物語進行には落胆-この点は東野圭吾の選評と同じ-。文中の「心中とは元来”心中立て”の意」には忘れていたことを気づかされたとの感あり。
「選考会の意見を踏まえ、刊行にあたり、応募作を加筆・修正しました」とあり、応募作と選評と最終刊行本を並べ比較してみたい。
2024年の最終読書。
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