2015年12月6日日曜日

早明戦

 2日に何となく喉が痛いと思っていたら翌日からは頻りに咳をし、喉もかなり痛くなった。数年ぶりに本格的な風邪を引いた。病院に行くのは億劫だし、それに病院に行けば余計な病気にもなりそうだとの屁理屈をたて市販の薬で対処しようとした。それが甘かったのか、あるいは年齢を重ねると快復に日にちを要するのか、咳で夜は眠れず、昼はボーッとして睡眠不足が続き、5日になっても体調は戻らない。しようがないので6日の秩父宮でのラグビー早明戦は行かないこととした。
 帝京戦は行く気にもなれずにリピートシート券は1枚残ったままだし、予め購入しておいた早明戦のチケットも捨てるだけになってしまった。

 試合は24(4T2G)-32(4T3G2PG)での敗戦。正直なところ早稲田がここまでやれるとは思わなかった。対抗戦における各大学間でのスコアをみれば早稲田はダブルスコアあるいはトリプルスコアくらいになっても不思議ではない。しかし、伝統の早慶戦・早明戦はそれまでの試合結果は参考にならないとよく言われることで、今回の試合もそうだったし、トライ数がイーブンであることからみても早稲田は健闘したと言えるであろう。大学選手権への期待も膨らむ試合内容だった。
 とは言っても早稲田は明治に差があることは確かである。スクラムの差はやむを得ないとしても、まずイージーミスが多すぎる。それにボールへの集散が良くない。ラックになっても明治よりも遅い集まりで劣勢になってしまうし、ボールキャリアへのフォローも遅い。ラックになったとき集まりが遅いし、すぐに立ち上がらない。ためにディフェンスは遅れて薄くなり、攻撃時も良い球出しができずにバック陣に綺麗なボールがパスできない。明治はFWおよびCTBの絡みが早い。早稲田はモールには拘りを持っているようでトライもとっているが、厭ないいかたをすれば、BKに綺麗なボールを出せないからモールに拘っているのかとも感じた。なれど、前記したように大学選手権への期待は以前よりは膨らんだ。

 大学選手権の2ndステージでは東海大(リーグ1位)・天理大(関西2位)・朝日大と戦うことになり、東海・天理を破って準決勝進出を果して欲しい。もっというとベスト4は対抗戦グループで占めて欲しい。プール戦ではC組(同志社・筑波・大東・慶応)が一番きつそうで、この点においても早稲田が慶応に勝って良かった。

 大学選手権初日は花園なのでテレビ観戦し、20日は秩父宮で朝日大戦だが旅行しているのでせいぜい携帯で速報を確認するだけになる。27日の東海大戦を江戸川で観戦するつもり。初めての江戸川競技場で歓喜の声を上げたい。