2015年12月12日土曜日

眠れるはずもない

 いま午前3時近くでまだ眠くならない。夕食時にハイボール3杯目をおいたまま眠りに入ってしまい2時間以上そのまま眠ってしまった。ここのところまたまた深夜に起きていることが多くなり、就寝後4~5時間くらいの睡眠時間で起きてしまうので必然的に昼や夕方は眠くなる。何かに集中しているときは眠くならないが、昼にちょいと酒精を取り入れたりするとまず眠ってしまう。勝手気儘な生活で、眠いときには時間を問わずに眠ってしまうことが多い。もともと中学3年頃からの夜型生活が身についているし、一睡もせずに朝を迎えるなんて事も数年前までは少なからずやっていた。
 今日、家人が帰るまでの2時間近くの間、娘の長女を預かることになっていた。酒は飲んでいなかったが昼にちょいと転寝をしてしまい、人の気配で目が覚めたら、その娘の長女が家に来たところだった。昼に眠ってしまっていることは彼女も分かっているから自分を起こしもせずにニコニコしてしていた。

 年末になると週間文春に「ミステリーベスト10」が掲載され、少し遅れて宝島社より『このミステリーがすごい!』が発売になる。記載されているミステリーのタイトルを参照にして、例年なら自分が既に読んでしまっているもの、あるいは読もうとして購入済みの本を確認するのだが、今年は一冊しかなかった。しかもまだ読んでいない。いつもなら複数冊はあるのだが最近はミステリーどころか小説を読むことも少なくなっている。年齢を重ねるとともに読む本の種類は変化してくる。
 何もかも変化する。洋画を見るとき、以前は吹き替えのものは絶対に見ずに、字幕でしか見なかった。それが今は字幕の映画を敬遠して吹き替えのものしか見ない。映画を見るときも何かほかのことをしていないと時間がもったいので必然的に字幕の映画は見なくなった。小説も映画もドラマも、昔ほどに楽しめなくなっていることもある。枯れかかる人生への過程なのかもしれない。

 3時が過ぎた。まだ眠くない。眠くなるまで起き続けよう。『このミス』を買うときに同時購入したミステリーでも読んでみるか。活字を追えば眠くなるかもしれない。