2016年3月8日火曜日

作業場撤去、スピーカー音出し

 スピーカー自作を日曜日(6日)に終え、リビングで作業場と化していたエリアを翌日にすべて元に戻した。部品送付に使われた段ボール、ゴミの類などもすべて片付け、工具類も本来あるべき場所に返し、部屋はすっきりとした。
 ダイソン掃除機のホースに埃やゴミが詰ってしまい、吸引力が低下したトラブルもついでに修復。妙なもので掃除機の機械的トラブルが生じるとその修復を楽しむ自分がいる。吸引力低下の原因を探り、特定し、ホースやその他の吸引系統部を分解し、元に戻して修復完了までの過程が面白い。組み立てたものはバラせる筈だ、そしてそこには組立時間短縮のための工夫が成されていると想像を働かせるのが面白い。もちろん掃除機は正常な姿に回復した。

 さて、スピーカー(Z800-FW188HR)だが、初めての音出しはやはり緊張する。CDをドライブし、ゆっくりとアンプのボリュームを上げ、音が出たところでホッとし、すぐに音量を上げて音質を確認する。このZ800、凄く感動した。素晴らしい音が出る。以前作ったZ601もいい音がすると思ったけれど、さらにその上、かなり上のレベルの音が出た。今まで聴いたことのない音質、上手く表現できないが透き通った奥行きのある、鋭角でない柔らかさを伴った素晴らしい音である。いきなり出した音がこうなのだから、エージングされたらもっと素晴らしさを増すであろう。兎に角感激した。以降、管球アンプとこのスピーカーのエージングをする目的で、家を留守にするときも音量を上げてCDを鳴らしっぱなしにしている。繰り返すが、素晴らしいスピーカーである。スピーカーユニットだけで定価約12万円。それにネットワーク、フィンランドバーチのエンクロージャーなどを含めて20万円を切っていてC/Pが優れている。完成品が30万円超であることは充分に納得できる-もっと高価でも不思議はない-。
 この前の管球アンプキット、そしてこのスピーカー、どちらもパーツ購入の自作(組立)で、組立のプロセスから完成後まで至福の時間を過ごすことができる。
 ものはついでと、雑誌付録の2wayスピーカーも、(当初はやるつもりはなかったけれど)コンデンサーのグレードアップを図った。その結果、音質のグレードアップは少し感じることができている(ような気がする)。

 20日は蒲田、27日は四谷、5日は新宿と3週続けて土曜日は昼から痛飲。泥酔の数歩から数十歩手前の飲酒量か。若くはないとは言いながら、飲んでいるときは極めて正常で-友人も飲んでいるときのお前はホントに酒が強いと言う-、自戒せねばなるまい。普段外で飲むことがないので外に出ると箍が外れてしまっているのかもしれない、きっとそうだろう。