2016年3月14日月曜日

春日部市の東西格差

 今日(14日)TBS「噂の!東京マガジン」で春日部が取上げられていた。西武春日部店が閉店し、東口が廃れ、賑わうのは西口だけになって格差が生じており、それが今後は加速されるであろうと紹介されていた。公共施設や商業施設はほとんど西口側にあり、西口側の住民は東口側に行く用がなく、また西口と東口の通行は不便であることもレポートされていた。確かに西武春日部店がなくなれば東口に行く理由は激減する。自分もせいぜい市立図書館や文化会館に行くだけであり、それも頻度は尠い。西武跡地がどうなるのか知らないし、移転計画のある市役所の移転先は検討中だが(番組での市役所職員の弁によれば)おそらく西口側にある市立病院跡になるであろう(新市立病院は現在西口側に建設中)。
 かつて春日部(粕壁)の中心は東口側であり、1970年頃の西口は田圃だけであった。ロビンソン百貨店(その後西武春日部店)、ラオックスは東口にあったが、ラオックスはなくなりつい先日には西武もなくなった。一方、西口はイトーヨーカドーができ(国内最初)、市役所をはじめとする公的施設ができ、その後は発展を続けた。30数年前、勤務先の大規模移転に伴い、初めて春日部を訪れて西口側に住居を決めたときはまだ開発途上といった趣もあった。
 今後たまに東口に行けば、閉店してシャッターを下ろしたままになる店も増えることになろう。