2016年9月21日水曜日

HAPへのフォロー、文庫本一冊

 SONY HAP-Z1ESのファイル構築を終わったと思っていたら中には再生できない(HAPの仕様に合致しない)ものがあり、その原因が分からなく、結局は該当する曲のmp3化をやり直した。HAPはダイレクトにCDから取り込むことができその際はwavかflacになるのだが、今回は従来通りPCでmp3に取り込み、タグ情報もPC上にて編集し、それをHAPにコピーすることにした。そもそも市販CD(丸ごとコピーも含む)以外の自分で編集して作成したCDはgracenoteの恩恵を受けられないからPCでタグ情報管理をするほうがずっと楽である。ポップス系の曲は管理状態を統一させておくために今後もPC→HAPにし、自分で一切編集していないクラシックやジャズ、アイリッシュ音楽のCDはHAPで直接取り込んでflacファイルにする。音楽を聴くこともそうだが、このように統一されたデータベースを作ることも大きな楽しみの趣味である。「手段が目的化することを趣味という」(長岡鉄男)のであろうが、まさしくそうである。

 <広岡敬一 『ちろりん村顚末記』(筑摩書房、2016年、初出1980年)>:ちろりん村とはかつてトルコ風呂が林立していた雄琴温泉ソープランド街のこと。一世を風靡したトルコ街の誕生(昭和46年/1971年)から昭和55年(1980)までのルポ。トルコ御殿を経営した人とそこで働く女性たちの過去とルポ時点までの状況と生活の経緯。男の欲望の消費する金額と、それを処理するトルコ嬢たちが得る金額の多さには驚く。そして稼いだ金を貢いでもらう男たちのでたらめさと、女性たちの生き様はオレの想像をはるかに超えている。

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