2019年10月21日月曜日

続いた不具合、「犾」、南ア戦

 不具合はまだ続いて,今度はテレビドアホンが呼称。門扉近くに取付けてあるカメラ付き玄関子機からの音声が聞こえなくなった。断線などはなく、親機から子機への音声は正常だし、親機でのテレビモニターも正常。約15年間も使っていたので寿命が来たようだ。何年も前に生産中止になっているし、しょうがないので新品をネットで購入。玄関子機+モニター付親機のセットよりもモニター付子機が2倍ほどの価格であるのに合点がいかないが、多分需要の違いによるスケールメリットの差異であろう。
 コンセント電源接続ではなく埋め込み電源直接接続なので、本来は電気工事士の有資格者が作業を行うことになっているが、ブレーカーで該当箇所の電源を落とし自分で実行した。資格はないけれど知識は有していると自負している。
 もう故障は起きないで欲しいが、こればっかりは自分ではどうしようもない。

 『アイヌ民族の軌跡』を読んでいたときに気になった漢字が「犾」、弘前藩の史料にこの文字があって「えぞ」と呼んでいたらしいく、「「犾」は、本州アイヌを含むアイヌの人びとの呼称として用いられていた」とのことである。津軽の竜飛岬近くの宇鉄周辺には、かつては「犾村」が存在していたとのことである。「犾」、獣偏に犬、これで「えぞ」と呼称していたとは、アイヌの人びとへの蔑視を感じる。
 この漢字、使用しているATOKでは「ギン」と入力すると「犾」に変換される。しかし、『字通』にない。「㹜」はある。「㹜」は「ギン・かむ・あらそう」であり、意味は①かむ、犬がかみあう、②あらそう、うったえあらそう、ことである。「㹜」は「犾」の異体字とする記載がweb上にはあったが、真偽は分からない。手許にある『異体字解読字典』にはどちらも載っていない。アイヌの居住地は北東北地方・北海道であり、中央(京や江戸)では一般的でなかったろうから「犾」もごく限定された使い方であったろうと推測する。それにしても「犾」を「えぞ」と読むのには激しい差別を感じてしまう。誤解・曲解だろうか。

 RWC準々決勝、日本は南アフリカに負けた。3-26。特に2ndハーフだけを見ればスコア以上の完敗と思えるが、逆な見方をすれば南アフリカをジリジリさせた日本の健闘を称えるべきであろう。それにしても、スクラムやモール、ラインアウト、ディフェンスの早さと強さには大きな差がある。でも、アイルランドを破り、スコットランドに勝ち、予選グループを1位で通過し、ランキング6位まであげたことは素晴らしい。
 日本でRWCをやっても観客は入るのか、日本が予選を通過するのは五分五分くらいだろう、などと開催決定時はネガティブな想像をしていたが、全くそうではなかった。日本でRWCを開催したことは大成功といっていいだろう。国内のラグビー人口は増えると思う。準決勝・決勝の試合が楽しみである。

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