2022年12月9日金曜日

雑記、本一冊

 1年ぶりに友人から電話がはいった。近況を話し合っていたら「あっちの方は大丈夫?」と言われ、「あっちの方」って下半身のあれかと瞬時に思い即答できなかった。「あっちって?」と問いかけたら「あぁ、コロナは大丈夫かと思って」と応じられ、紛らわしいことは口にするなと腹の中で笑ってしまった。
 録画した番組のタイトルを見ていたら<ノーカット版>とあり、これまた瞬時くノ一カット版と読んでしまった。発想が貧弱というか、「あっちの方」に結びつく嫌らしさというか、ついついまだ我が身は枯れていないと恥ずかしくもある。

 洗面所の配水管に小さなプラスティック部品を落としてしまい、管内でのつまりを懸念してそれを取り除こうと配水管の分解に入ったらすぐにU字管の腐食にきづいた。パイプレンチでナットを緩めようとしたらほんの少し回しただけで脆くもねじ切れてしまった。ネットショップからU字管を購入し、トイレの水洗モーター交換に続いて今度は洗面所の配水管交換工事。しかしまぁ水回りの工事が短期間で続くのはやはり何か不具合に関する自然の摂理のような法則があるのかも。

 約2ヶ月間にわたって分割払いしてきた年末掃除、1Fのフロアをいつものようにスチームクリーナーでの清掃とオスモカラーでのワックスがけを施し、やっと(!)完了。

 書店で衝動的に文庫本の小説を購入した。家に帰ってバッグから出してみたら以前に読んでいた気がした。過去の読書リストを開いてみたらやはり読んでいた。書店では記憶力低下で帰宅後はまだ記憶がさほど衰えていなかったということか。重複して購入してしまった文庫本やCDはこれで何度目になるのであろうか。

 <渡辺京二 『気になる人』(晶文社、2015年)>:熊本在住の9人の(そこそこ)著名な人たちへのインタビュー集。知っている人、聞いたことがある人、全く始めて知る人たちの個性あふれる、というよりも確とした軸を持っている人たちの語る言葉は魅力的である。9人は、坂口恭平・橙書店/田尻久子・アラン=ローゼン・長崎書店/児玉真也・画家/酒井榮雄・プロヴァンスに魅せられた経営/田中恵子・喫茶「カリガリ」元経営者/磯あけみ・農業兼画家/池田道明・詩人/伊藤比呂美。

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