2017年2月2日木曜日

漫画4冊

 シリーズになっている漫画を立て続けに4冊。

 <芳崎せいむ 『鞄図書館3』(東京創元社、2016年)>:書物に関する物語はいつも楽しめる。なぜなら書物には掴もうとしても掴みきれない人間社会の時空が広がっているからであろう。

 <雨瀬シオリ 『All Out 10』(講談社、2016年)>:菅平での合宿が終了。作者の絵はあいかわらず敬遠したくなる。シナリオもよくあるスポーツ感動ものなのであろうが、ラグビーだから読んでいる。

 <原泰久 『キングダム45』(集英社、2017年)>:秦王と斉王との会談で中華統一が進展する。秦が六国の征服を目指すが趙国李牧は七国同盟を主張し決裂。結局趙は滅びるのであるがその時代に辿り着くまではまだまだ巻を積まねばならない。

 <安彦良和 『天の血脈8』(講談社、2016年)>:突然に、中途半端に完結してしまった。しかもタイムスリップまでして無理矢理に終わらせたという感が強い。日朝同祖論はどうなったのか、安彦さんはこの完結を望んでいたのか疑問。このように終わらせるのならば単に主人公と妻(翆)との恋愛話にでもフォーカスした方がよかったのではないか。吹いていた風に棘あるものが混じっていたのか、手に持っていた風船が急激に萎んでしまった印象がある。そもそもテーマが重すぎたのかも。

 以前に比べて酒量が著しく減っているし、殆ど飲んでいない12年ウィスキーがまだ5本あるが、久しぶりに“やまや”で2本買ってきた。Old Parr 12とGLENCADAM 12 PORTWOOD FINISH。12(10)年ものの購入はこれで56種となった。ジンもウォッカも全然減っていない。

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