2017年2月13日月曜日

CDからのリッピング

 何時でも音楽を流す環境下に身を置きたい。自室にはアナログ・プレーヤーおよびCDプレーヤー、もちろんPCにも接続したオーディオ・システムは構築してある。それらは今流にすべてハイレゾ対応、アップサンプリング対応である。いちいちLPやCDをセットしなくともすぐにハイレゾで再生できるように据え置きのHDDプレーヤー(HAP-Z1ES)もあるし、外に出るときのハイレゾ対応ポータブル・オーディオ・プレーヤー(NW-WM1A)がある。
 物欲も相当の比重を占めてそれらのプレーヤーや機器を購入したのであるが、そこに格納した音楽ファイルは十分とはいえない。ポップス系は100%完全にmp3で格納してあるし、数少ないジャズも90%ほどはflacで、好きなアイルランド系ケルティックもほぼすべてを入れてある。全くなっていないのがクラシック。これはハードの容量制限もあるし、1000枚を超えるCDを相手にするのには時間がかかりすぎる。でも、気軽にいつでもどこでも聴ける環境をつくりたくて、作曲家と曲を選択しながら、ちまちまとflacでのリッピングをしている。
 格納する際のタグ構成を統一したく幾つかの標準パターンを準備し(何回かの変更も生じた)、もうかれこれ10日以上になろうか。HAPはCDからのリッピングもでき、gracenoteでタグも付けられるのであるが、これに任せるだけでは不十分であり、結局はPCでリッピングし、タグを編集し、プレーヤーに転送する方法である。リッピング・ソフトとタグ編集のためのSuperTagEditorは欠かせない。
 これだけに専念していては時間が勿体ないので、テレビを見ながら、あるいは本を読みながらのだらだら作業になるが、面倒とも思わず楽しみながらこのプロセスを楽しんでいる。音楽を聴かずに聴くためのプロセスを楽しんでいる、という本末転倒の状況に多少の自省はある。

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