2019年4月23日火曜日

スマホ不具合、人間ドック、小説、マンガ

 21日、以前より度々おきていたスマホのトラブルでauショップへ行く。不具合は、相手からかかってきた電話でこちらからの声が相手には聞こえないこと。その後、こっちからかけても聞こえない場合があることが判明した。auショップでは再現できなかったが、結局SIMカード交換で様子をみることになった。月に1回ほどの頻度でこのトラブルはあるらしく、SIMカード変更で対応しているらしい。
 22日、人間ドック。毎年この時期になって病院に行くと1年の移ろい、季節の変わりを感じる。帰宅途中に大滝酒造で日本酒九重桜を2本購入。帰宅後8日ぶりに飲酒。日本酒ではなく、だらだらと6時間ほどかけてアルコール入り蒲萄ジュース-通称ワイン-を1本空けた。スマホ、今度はメールが見られないし送れない。SIMを認識しないのでauサービスが全く機能しない。webでは問題ないし、電話もOK。しかしスマホのメールはサーバーまでは届くので、送った方は届いたものと認識してしまい、これは非常にまずい。
 23日、またもやauショップへ行く。再度SIMカードを交換し正常となる。SIMカードの不具合はままあるらしいので今回はそれに当たったらしい。なんでこんなに度重なるのか、と愚痴るが致し方ない。ビールを飲んでハイボールを飲んで昼寝して、といつものパターンの午後。これをブログにアップしたらまた飲もう。

 <原泰久 『キングダム 54』(集英社、2019年)>:まだまだ朱海平原の戦いは続き、やっと最終日に入る。王賁は討たれ瀕死の状態に陥る。延々と続く戦いの場面には倦いてきた。最近公開された実写版の映画には興味なし。

 <ちばあきお+コージィ城倉 『プレイボール2 5』(集英社ジャンプコミックス、2019年)>:夏の予選3戦目の相手は聖陵高校。1年生イガラシが先発になるが、彼の心の中は井口への対抗心で一杯になる。好投を目の前にして谷口のプランはずれ始める。

 <柚月裕子 『慈雨』(集英社文庫、2019年、初刊2016年)>:足利事件(DNA鑑定不一致による冤罪)にヒントを得てこの物語を創ったものと思う。退官した元刑事が夫婦二人で四国88箇所お遍路で寺を巡る。歩き始めてまもなく群馬県で少女誘拐陵辱殺人事件が起きる。それは16年前に発生した事件と酷似している。16年前に担当したその事件では逮捕され刑務所に入った男の無罪を確信したが当時は沈黙を守り、その罪の意識に辛苦し贖罪の意味を込めて四国を巡っている。かつての部下であり、養女の恋人でもある刑事と、その上司でもあり主人公の上司でもあった課長と連絡を取りながら現在の事件と過去の事件を推理し、解決へとたどり着く。
 軽自動車をトラックに乗せる手段が具体的に描写されていないのが不満。また、寺巡りでの描写が続き少しばかりうっとうしい。
 ハードボイルドを期待して読んだがそうではなく、若干肩すかしを食らった思いがある。終わってみれば、主人公の真摯さ、気遣いがあり明るい妻、娘への愛情溢れる思い、前向でできのよい元部下、等々の人物配置で、最後は慈しみのある雨の中を歩き始めるところで物語は閉じられる。よく練られた感動ミステリーとでも言うのだろうが、イステリーに組み込まれた陳腐な安手の人間ドラマともいえ、物足りない。

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