2021年1月11日月曜日

早稲田完敗

 天理大学の準決勝明治戦での圧勝を踏まえ、決勝では早稲田はかなりの苦戦を強いられ、昨年の準決勝での天理大自滅でもなければ勝利は難しいか、それでも可能性は薄くとも早稲田は勝つかもしれないとの淡い期待以上に全体的には(総合的俯瞰的には)ネガティブに考えていた。結果は早稲田の惨敗。決勝戦においては過去最高の得点を天理は奪い取った。CTBフィフィタの圧倒的強さ、それに加えFWの余裕ある出足の早さと接点への隙のないフォローなど、豊富な運動量と強さだけが見せつけられた。劣勢に回っているからこそ早稲田はL/Oでのフッカーのスローイング・ミスが続くし、帝京戦で見せたモールも全く通用しなかった。
 それにしても3連覇同志社以来36年ぶりの関西勢の優勝とは想いもしていなかった。天理大学の留学生勢の活躍、それに来季からは彼らの出場枠が3人となることを思うとこれからは留学生たちの募集は尚更に加熱するであろう、否、もう加熱しているか。
 来季の大学選手権出場枠は関西リーグから1枠増え、関東対抗戦グループからは1枠減るであろう。
 早稲田の決勝戦での先発15人の中で4年生は5人、リザーブを含めた23人中では6人。来季に大いに期待。主将は誰になるのか想像し始めている。

0 件のコメント: