目標、それは勝利であり、強くなりたいという希いでもあり、そして戦って勝利や敗北の結果を受ける。
これまでの人生の中で受験や仕事など個人としての努力はたくさんしてきたと自賛に近い思いを抱くが、振り返ってみるとチームとして歓喜し雀躍するほどの達成感を味わったことはない。
高校・大学受験に失敗し成功するもそれはあくまで個人的な範疇を超えるものではない。仕事で新製品を開発し、初号機が完成しても一担当者としての反省や組織運営への不満が幾ばくかくすぶって残滓として心の中に沈殿することが多かった。その反省や不満を次の製品開発に向けて修正し取り組むのであるが、それは大きな会社組織という中でいかんともしがたい壁に直面し、個人的力量の限界も知り、徒手空拳という状況に陥ることもあった。
天理と早稲田の試合後のシーンを見ていると、選手たちやコーチ・監督たちの一つの目標・目的に向かってのたくさんの思いが凝縮されていることがうかがえ、改めてスポーツ(ラグビー)の素晴らしさを感じた。
昨夜のブログのタイトルに「早稲田惨敗」と記したが、これは失礼な気がした。決して「惨めな」敗けではないと思い、タイトルを「早稲田完敗」に修正する。「完うした」敗けと言い直す。
0 件のコメント:
コメントを投稿