2019年9月16日月曜日

マラソン、大学ラグビー

 東京オリンピックのマラソン日本代表を決定するMGC、特に男子の方についてはこれほど楽しめたマラソンも過去にはないと思えるほどであった。最後の1km付近では大迫がんばれと声を出したが3位となった。でもおそらくはオリンピックには出られるであろう。今後の選考レースで日本記録を出すことはかなりのハードルの高さであろう。でも選考レースは記録狙いとなりそれもまた楽しめそう。
 ふと思った、マラソンで日本記録を出したランナーはその後の活躍の度合いが薄い。児玉・犬伏・藤田・高岡・設楽・大迫、日本記録を持っているからと言って安定的にメジャーな大会で勝つことは別物なのであろう。
 もちろん女子もぶっちぎり優勝は素晴らしいが、観戦を楽しむ側としてはもうちょっとせって欲しかった。でも優勝者は暑いコンディションの中での好記録はそれだけに今後も期待できる。

 関東大学対抗戦ラグビー、早稲田vs筑波、スコアを見れば52/8T6G-8/1T1PGと早稲田の完勝。内容的には早稲田はもっとトライできたであろうと早稲田OBとしては欲が深い。慶応に勝った筑波がどう戦うのか、接戦になるのかと想いもした。しかし、鋭い走りを見せる左WTBはボールを持っても簡単に潰され、同様に左CTBはいいパフォーマンスを見せるも、チームとして早稲田の堅固なディフェンスを崩せない。一方、早稲田のトライは素晴らしかった。トライをした河瀬や古賀・安倍はもちろん勝れているのだが、CTB中野・桑山、特に中野はやはりすごいと思う。
 もう一つのOBである法政が専修に70分にトライを決められ逆転負け(25/4T1G1PG-26/4T3G)、残念。しかし、この試合は内容的に粗い。逆転トライをされた時の法政のディフェンスはトライされてもしようがない。両校とも大学選手権出場を目指すレベルでしかない。
 ワールドカップが近づいているせいか、サンケイスポーツのラグビーのニュースもその関連が主であり、大学ラグビーの記事は全く少なくなった。寂しい。

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